連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

不安、失神に対しては本末転倒ではない解決策を!

2014-05-10 14:20:06 | 健康・病気

医療現場は,非日常的ですが、誰でも経験するかもしれない場面にみちています。
医療従事者の一人として、気に障ることが続きました。

AEDにより救命できるのでその知識の普及を!という報道の中で。
AEDは、救命すべき人を救ってくれる信頼できる素人も安心して扱える医療機器です。
たまたま通りがかりに,意識のない人に遭遇し、
AEDを操作し、救急(QQ)車に引き継いだ人が
”助かりました。ありがという”という連絡を受けるまで、不安で仕方がなかった。
という、コメントに対して、
AEDを操作した人の,その後の心のケアをどうするかを社会として考えていく必要があると、報道コメントがあった。
 私は、慣れないことを施行したときに不安感があり、行動の正誤を反芻する心の動きは当然で、”社会としてのケア”ではなく、AEDを通りすがりに必要なときに出来る行動訓練へという社会のあり方の構築を訴えるべきだと思う。

目下、教育機関の教師をしています。
講義中に、医療現場の人体の映像が出てくると失神する学生がいます。
医学生でさえ、失神するので仕方ないと思うのです。その後の教師の対応に疑問が。
人体映像が出てくる講義を避けるべきではないかという発言が出てくるのです。
医療現場に実習に出かけ、就職する可能性のある学部の教師からです。
一度の失神した学生には、避けるべきではなく、
衝撃度の少ない映像による反復経験を自習させるべきだと思うのです。

実習中に、マルク手技をみて気分不快となり、その場で倒れたと話す学生。
患者の試練に思いも至らず、耐えることもせず、検査の障害を与えた自分の動作に思い至りもせず、自分の感じた気持ち悪さにのみ関心があったことに衝撃を受けた。
その学生に、患者の検査中の痛みなどを話し,反省を促し、自分の気分にのみ忠実に行動せず、相手を思いやることをしなければ、養護教諭になる資格なしと言明した。

日常の未経験場面で、驚愕し、人手を煩わす学生が着実に増加。
現場逃避をさせず、現実を直視できるように経験を積ませるようにしてほしい。
さらに、失神する学生が感受性豊だかとの表現にも唖然とした。
目的意識なく、乏しい経験、感情だからこそ、自分の行動を示威的にできるのでは?
失神、気分不快などに妨げられることなく、反復経験、学習により、耐えられ,行動できる人物に育て上げることが教育の本質でしょう。

耐え、平静を装いながら、



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