二人の俳優

　市川海老蔵事件での裁判報道で、事件後あちこちで囁かれたことが明白になりつつある。生まれた時から決められた人生、人間国宝とか言われてきた海老蔵が成長過程で何か抜け落ちたものがあるようにも思う。イケメンを超えたいい顔をしているし、もったいない、と、思う。

　ジョニー・デップが来日し、彼についてのあれこれが囁かれ、その内容はすこぶる良い。ファンを大切にすることトップクラス。ファンがいなければぼくの仕事は成立しない。ファンはぼくのボスだ」という発言を海老蔵は反省材料にしたほうがいい。

　日本の政治家も選挙民がボスだから、自分の行動を律して、より良い生活のために活動することに専念すべきだろう。民主党のナントカという議員が離党した。河村さんの応援というのが名目だが、裏返せば、今の民主党にいても何もないということだ。内部の人間がNOを出した。何故か。国民がとっくにNOを出しているからだ。ナントカモ１６人も愚。あんあたらは、恥しらずの行動に行く前に何もしていない。少なくともその動きが見えていない。だから、あんたらには政治家の資格はない。

　ジョニー・デップさん、こんなところに名前を出して申し訳ありません。ぼくは、『ギルバート・グレープ』で泣きました。