ＰＳＰ新型今月発売

発表から、かなり時間が立ちましたが
今月世界同時発売ということで、遂に
ＰＳＰの新型が２０日に発売となります。
これまでカラーバリエーションが登場
してきましたが、新型は初となります。
ＰＳＰ自体は２００４年の登場ですから
３年を経てのモデルチェンジということに
なります。
ライバルのＤＳは２００４年登場の後
２００６年の初めにライトが発売されて
います。こちらは約１年半ですから
どちらかと言えばＰＳＰの方がユーザーに
優しいですね。まぁネオポケに比べれば
どちらにしても、常識的ではありますね。

さて、今回新しくなったＰＳＰ、どこが
新しくなったかと言いますと、公式を
ご覧戴くのが一番早いのですが、簡単に
ご紹介いたしますと、まず軽くなった
そうです。そして薄くなったそうです。
さらに専用チューナーを装備すれば
ワンセグも楽しめるそうです。またテレビ
出力も可能となって、ＰＳＰのゲームが
テレビで楽しめるようになったそうです。
主な改良点はこの４つのようです。
価格は初代の際オープン価格だったので
比較は出来ませんが、PS.comでの価格と
比較しますと、今回は約1000円引きになる
19800円です。かなりお値頃な感じですね。

ただ、モデルチェンジとしては若干寂しい
感じもします。え、これで終わりのような。
特にテレビＣＭも放映されているのですが
そこでアピールされているのは軽さ。
これは公式サイトでも視聴することが
できますが、テレビＣＭは今のところこれ
一本のみ。ということは普通に考えて
今回のモデルチェンジ一番の目玉は、この
軽さなのでしょう。確かにこれまでの重量の
３分の２になっているのですから、それこそ
雑巾がねじ切れるほどの努力が注ぎ込まれて
いることが分かります。

しかしどうでしょうか。今まで持っていない
私にとって、軽さというのは大した魅力
ではありません。これまでのユーザーの
買い替え需要を喚起するためのモデル
チェンジなら理解できますが、それで
満足なのでしょうか。
この辺りがユーザー不在のような感じが
します。言ってしまえば、技術陣の自己
満足にさえ感じてしまいます。ライバルの
任天堂と比較すると、宣伝が下手ですね。
ゲーム機に何が求められているのか、いまいち
把握し切れていないのではないでしょうか。
そんな感じがしました。
これへの布石なのでしょうか。
PSPとSIXAXISのドッキング特許を出願