武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

JOC山形地区予選会

2007-01-28 | Weblog
本日は市水泳連盟役員として終日JOC(ジュニアオリンピックカップ)県予選会の会場にて泳法審判等のお手伝いをさせていただきました。

さらに長女も大きな大会への初参加であったため、役員として、親としての双方の立場でした。

おかげさまで長女も緊張しながらも自己記録を更新できた様子で、親としても子供が喜んでいる姿を見るのはうれしいものです。

500人が参加した大会でしたが、全国大会記録を突破できるのは、わずかです。
それだけ、全国は厳しい世界ということでしょう。

長女の記録もまったくそのレベルではありませんが、一生懸命にやる気であれば、当然目標にしてもらいたいという気持ちはあります。

ただし、記録や成績だけを追い求める競技者であって欲しくはないので、その努力の中から沢山のことを学んで欲しいと思うだけです。

大会運営の中で感じたことがいくつかあります。

まず、いつも感じていることですが、保護者や知人が多く応援に駆けつけてくれますが、そのスペースが非常に狭いこと。(水泳だけに限ったことではないのですが)さらに密閉遮断されたガラスの外から応援しても選手にその声は伝わりません。

さらに選手控え室もアリーナとは離れていて気軽に応援ができるスペースがなく、いつの間にか、小さい子供達だけが、プールサイドにいるような状況。

落合の室内プールはサブプールがないためにアップやクールダウンができなく、運動前の準備や疲労除去ができないというデメリットも多いわけです。

他県では50M室内プールが数箇所にあるような自治体もあるのに、クールダウンすらできない環境ではあまりにも可哀想に感じます。

ただし、選手に求める精神的な考え方としては、どんな環境であっても自己工夫により、最大限のコンディションをつくる努力はして欲しいと感じます。
特に中高生になれば、ストレッチを十分するとかウォーミングアップが会場の関係で不足であれば、心拍数を上げれるような状況を体操やかジョグ等で作るとか・・・・・。

要は「自分で考え、トライすること」を学ぶ大変良い機会でもあることを学べるのではと思います。

選手時代に師匠からの教えで、「強い選手はどんな環境でも今持っている最大の力を発揮する努力をしている」といわれたことを今日また思い出し、今の自分自身にも同時にあてはまると感じました。

ある人から「大事な日曜に終日役員してて、あっちの準備は大丈夫なの?」なんて
言われましたが、「それはそれ、これはこれです。」とお答えさせていただきました。

与えていただいた環境の中で最大限の努力をするだけの話で、それは「工夫」の発揮のしどころとも思います。


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