中核市
2016-08-09 | 日記
山形市は中核市を目指すと宣言し、現在は担当部局も設置して県との調整や方針の詳細などについて制度設計を行っています。
中核市市長会hpより抜粋すると中核市とは
全国には、人口1,000人以下の村から100万人を超える大都市まで約1,700の市町村があります。しかし、これらの市町村は、政令指定都市を除き、法律等によって、ほとんど同じような事務権限が認められていました。そこで人口20万人以上の要件を満たす政令指定都市以外の規模や能力などが比較的大きな都市の事務権限を強化し、できる限り住民の身近なところで行政を行なうことができるようにした都市制度が中核市制度です。中核市が処理する主な事務としては以下のものです。
保健衛生に関する事務
- 保健所の設置
- 飲食店営業等の許可
- 温泉の利用許可
- 旅館業・公衆浴場の経営許可
福祉に関する事務
- 保育所の設置の認可、監督
- 養護老人ホームの設置の認可、監督
- 介護サービス事業者の指定
- 身体障害者手帳の交付
教育に関する事務
- 県費負担教職員の研修
環境に関する事務
- 一般廃棄物処理施設、
産業廃棄物処理施設の設置の許可 - ばい煙発生施設の設置の届出の受理
まちづくりに関する事務
- 屋外広告物の条例による設置制限
- サービス付き高齢者向け住宅事業の登録
とあります。(引用終了)
といっても業務移管され、どの部分がメリットであり、課題がどこにあるのかについて、議会でしっかりと議論して市民にわかり易い伝え方をしていく必要もあります。今後の動向を注視しながら議論を深めていきたいと思います。