二日間の年度予算審議。これまでの議事録や過去の委員会での審議、更には前年度の予算との差異などを確認して審議に臨んでます。荷物も重く、手提げ袋は２つに・・・。
予算策定の背景、課題についての取組、目的と効果など詳細について議論しました。つい感情論で議論しがちな面もありますが、どのようなアプローチで現状を把握し、提言も含めて行うかが問われます。
お陰様で８年間の議員活動の経験も活かしながら、しっかりと審議させていただいています。
あれから四年。厚生常任委員会審議が終了し、開設したばかりの地元事務所で震災を経験しました。かつて経験したことのない揺れ、そして信号灯が一つづづ消えていくのを茫然と見ていました。
その後は子ども達の安全確保や各種情報収集、地域状況の把握や市当局との連携、政党対策本部の立ち上げと国会議員と連携した対応などに日々追われていました。被害の甚大さが徐々に明らかになっていく中、多くの被害と尊い命を一瞬にして奪われた地震・津波の恐ろしさに心の痛みが日々大きくなっていきました。
あれから４年。まだまだ被災地をはじめ、その影響がら苦しんでいる方々が多く、早期の復興が望まれます。
その中で、様々な思いを持ちながらも前を向いて歩むことをあきらめない。
私自身としても様々な立場から、本当の復興へ向けて何をすべきか今日を境にさらに見つめ直し、出来ることをやっていきたいと思います。
今日は委員会審議を休憩し、震災被害者追悼式・復興祈願式へ出席。市役所前で千年和鐘を心から哀悼の意と復興への誓いを込めて打鐘しました。