武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

衆議院議員選挙

2012-12-18 | Weblog
12月4日公示、16日の投開票で行われた衆議院議員総選挙の投開票。結果は民主大惨敗、自民圧勝となり、自公政権の復活という結果になりました。

民主党政権の評価が如実に表れた結果となり、壊滅的な大敗となりました。民主党は掲げた政策への非難というより党内不一致や分裂を繰り返し国民に嫌気をさされたという感じがしますし、他の政党も大衆迎合的な耳障りの良い政策の列挙で信頼が得られず、結果安定した政権運営への期待と景気対策等の実行性等を見て消去法で自民党へ動いたのではと受け止めています。

県内の小選挙区は1区、2区ともに敗れ、比例で近藤氏が復活というまさに郵政選挙と同じ大敗で非常に厳しい結果となりました。近藤氏は戦前は優勢と伝えられていましたが、TPPへの逆風と民主党への嫌悪感から第逆風の選挙となり、途中で逆転を許す結果に、鹿野氏は農水大臣等の実績を掲げるも浸透せずこちらも党の第逆風に飲み込まれる結果になりました。大変悔しい結果になった訳ですが、まさに小選挙区制度の怖いところで、2大政党を前提とした選挙制度の結果であり選挙の度に一方に大ブレする結果を招いていることには正直選挙制度自体にも問題がないのかとの思いも持たざるを得ません。
この制度によりけん制機能が働くのならまだ良いのですが、選挙の度にこのような状態になれば長期ビジョンの政策は全く前に進まないことが懸念され、結果国民が不幸になるという負の連鎖にならないよう考えていく必要があろうと思います。

自公で3分の2を獲得し、大きな力を得た新政権になる訳ですが、国民から顔ぶれも同じで従前の古い自公政権に戻ったと言われないよう国民の期待に応えていっていただきたいと思います。