武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

3月定例会が開会

2012-02-24 | Weblog
23日からの本会議にて3月定例会が開会されました。3月16日(金)までの日程で23年度補正予算案及び24年度予算案、その他条例改正、請願陳情審議等を行っていきます。

議案審議に先立ち、28日~29日で行われる一般質問は会派毎に割り当てられた人数に従い行っていくこととなりますが私は出番なし。会派からは武田新世議員、渋江朋博議員が登壇する予定です。

23日は議案の上程、市長から上程議案に関する質疑、その後全員協議会で上山市大石陰地区の建設を断念した件、総務部長、副議長、総務委員長を派遣し調査を実施した中国吉林市の友好会館の件について報告がありました。

中国吉林市の対応については以前のブログにも書いてますので参照いただきたのですが、私からは報告内容や報告の在り方そのものについて納得ができず指摘を含めて意見させていただいたところです。今後は調査結果を踏まえ、市としても毅然とした対応含め協議していくとの事です。

その後、一番の懸案である清掃工場について建設断念の報告が市長からありました。
既存の半郷工場に新設という案が反対により断念され、公募を行いその中から選定された上山市柏木地区が地権者の問題でとん挫し、断念。そして1工場方式を断念し、2工場方式とすることし、その一つとして上山市大石陰地区への建設を進めていました。
もうひとつの工場は山形市立谷川地区への建設することとし、地元からの理解と協力が得られ、建設着工に向けて生活環境影響調査などが進められることになっています。

今回上山市大石陰が地権者が反対に回ったとの報告で断念された訳ですが、2転3転で現工場の維持費や建設予定地の調査費や人件費で約23億近い額がかかっているとの事です。

正直前が見えなくなっているこの清掃工場問題ですが、2市2町の市民町民生活の根幹にかかわる課題であり、必要であることは十分理解しているが、何故うちの近くなのかという感情論からは抜け出せなくなっての度重なる予定地変更といった状況です。
更に予定された土地でも当初理解を示していた地権者も様々な状況に応じて対応が変わるといった自体も起きており、ここまでの段階になれば公地という選択しかできないのではとも思うところです。いずれ最終処分場の問題も含めて早期の判断が求められており、2市2町の議員で構成する広域議会でも今後の対応を提言するという決断をしたようです。提言への意見反映も含めて私自身も考えを述べていきたいと思います。