イサカ(Ithaca)de新婚生活!!

08年9月~09年5月までの9か月間を過ごしたNY州の田舎町、Ithacaで過ごした日々を綴ったブログです。

結婚式6 ~披露宴2 「ドラジェの悲劇」~

2008年06月24日 23時59分08秒 | 結婚式(08年5月5日)


披露宴の最後は、ガーデンでデザートビュッフェを振る舞う、
ガーデンパーティーのはずでした

が、丁度この頃に雨が降り始め、急遽玄関ホールに
並べられることに…
なんでこうなるの
これじゃこの式場にした意味ないじゃ~ん

と泣きたくなったものの、花嫁がふくれっ面をするわけにもいかず、
新郎と共に部屋の外へ歩いて行き、そこにズラリと並べられた
豪華なデザートの前に立ち、ゲストを導きました。


↑マカロンツリー


↑いちごのタルトやプチケーキ

沢山の宝石のようなデザートが視界に入ると、特に女性のゲストから
歓声が上がりました
私もマカロンが喉から手が出るほど食べたかったのですが…
でも、みなさんに喜んでいただけたみたいで本当によかったです

同時に先ほどカットしたウェディングケーキも、
新郎新婦の手から直に配ります
このケーキ、一口しか食べられませんでしたが、
とっても美味しかったんです~





このウェディングケーキ、とある「仕掛け」がしてありました
「幸せのドラジェ」です
ドラジェは、アーモンドと砂糖衣で作ったクッキーのようなもの。

配ったケーキのうちの3つに、色の違うクッキーを3つ、
潜ませてありました

ピンク→「新居ご招待券」。
    新婦が心を込めて作った「ハズレくじ」です(笑)。
    なぜなら・・・
    ①新居はアメリカニューヨーク州から車で4時間ほどかかる、
     イサカという山奥の田舎町であり、交通費は自己負担である
    ②「新婚につき、宿泊はご遠慮いただきます」と記載してある
    以上二点から、あまり嬉しいものではないからです
    ウケ狙いに作りました
ブルー→「コーヒーメーカー」
    お姑さんが勤めている某大手ガラスメーカーの、優秀賞をとったという
    コーヒーメーカーです
    もらったらちょっぴし嬉しいですよね
白  →「JTBの旅行券1万円分」
    まあちょっとベタですが、一番の当たりクジ(のつもり)です

とまあこんなカンジです。
 
「当たりが入ってるかもしれないので、是非みなさん食べて下さい
と宣伝して配っていると、早速父がやってきて、
「あ~んしてもらおうかな
と言います
しょーがないなぁもう今日だけ特別よっ
と、娘LOVEの空気出しまくりの父に特別サービス



大学の友人も「Luiに食べさせて欲しい~
と言うので、お易いご用



そんなことをして遊んでいたら、何と、父の周りから歓声が…
「やっぱり娘との気持ちが繋がっていたんですね~
とニコニコ顔で近付いてくる父に、何だかヤな予感…
その手には…何と白のドラジェが乗ったお皿が・・・



おーまいがっ
父よ、アナタが当たりくじ引いてどうする…orz

そして、会場内からも歓声が…
次は誰~

なんと、旦那の会社の社長さんが、ブルーのドラジェを当てたとのこと
はあ。今度は身内じゃなくてよかった…

すると、よこから旦那がボソリと、
「社長はコーヒー飲めへんのに…」

……orz。

そして、「最後のドラジェが出ました」と司会の有山さんの声。
誰、誰~

「なんと、ご新婦のお母様です

…………orz。

どうしてこうなるの
何の偶然

新婦の母が「イサカの新居ご招待券」をGETし、
新婦の父はJTBの旅行券一年分をGET。。
あまりにも出来すぎていて、面白くもなんともない上に、
ゲストからは「仕込んでいたんじゃないか」疑惑が漂い…

なんたる悲劇…

でも、商品はあげなくてはなりません


母にイサカの新居ご招待券を進呈↓



社長さんは満面の笑みでコーヒーメーカーを受け取り、
「Oh、Thank you so much !!」とひたすら言っていましたが、
果たして本当にあんなに嬉しかったのでしょうか…



そして父。
司会の有山さんに
「その旅行券は何にお使いになられますか?」と聞かれ、
「エコノミークラス席の10分の1くらいのスペースに座って、イサカに行きます
と答えていました



とにかく、準備に手間がかかった割には、とんでもなく
興ざめなイベントになってしまいました

みなさんも、ケーキにドラジェを潜ませる場合には、
「仕込み」をしておいた方が絶対いいと思います


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