披露宴の最後は、ガーデンでデザートビュッフェを振る舞う、
ガーデンパーティーのはずでした
が、丁度この頃に雨が降り始め、急遽玄関ホールに
並べられることに…
なんでこうなるの
これじゃこの式場にした意味ないじゃ~ん
と泣きたくなったものの、花嫁がふくれっ面をするわけにもいかず、
新郎と共に部屋の外へ歩いて行き、そこにズラリと並べられた
豪華なデザートの前に立ち、ゲストを導きました。
↑マカロンツリー
↑いちごのタルトやプチケーキ
沢山の宝石のようなデザートが視界に入ると、特に女性のゲストから
歓声が上がりました
私もマカロンが喉から手が出るほど食べたかったのですが…
でも、みなさんに喜んでいただけたみたいで本当によかったです
同時に先ほどカットしたウェディングケーキも、
新郎新婦の手から直に配ります
このケーキ、一口しか食べられませんでしたが、
とっても美味しかったんです~
このウェディングケーキ、とある「仕掛け」がしてありました
「幸せのドラジェ」です
ドラジェは、アーモンドと砂糖衣で作ったクッキーのようなもの。
配ったケーキのうちの3つに、色の違うクッキーを3つ、
潜ませてありました
ピンク→「新居ご招待券」。
新婦が心を込めて作った「ハズレくじ」です(笑)。
なぜなら・・・
①新居はアメリカニューヨーク州から車で4時間ほどかかる、
イサカという山奥の田舎町であり、交通費は自己負担である
②「新婚につき、宿泊はご遠慮いただきます」と記載してある
以上二点から、あまり嬉しいものではないからです
ウケ狙いに作りました
ブルー→「コーヒーメーカー」
お姑さんが勤めている某大手ガラスメーカーの、優秀賞をとったという
コーヒーメーカーです
もらったらちょっぴし嬉しいですよね
白 →「JTBの旅行券1万円分」
まあちょっとベタですが、一番の当たりクジ(のつもり)です
とまあこんなカンジです。
「当たりが入ってるかもしれないので、是非みなさん食べて下さい」
と宣伝して配っていると、早速父がやってきて、
「あ~んしてもらおうかな」
と言います
しょーがないなぁもう今日だけ特別よっ
と、娘LOVEの空気出しまくりの父に特別サービス
大学の友人も「Luiに食べさせて欲しい~」
と言うので、お易いご用
そんなことをして遊んでいたら、何と、父の周りから歓声が…
「やっぱり娘との気持ちが繋がっていたんですね~」
とニコニコ顔で近付いてくる父に、何だかヤな予感…
その手には…何と白のドラジェが乗ったお皿が・・・
おーまいがっ
父よ、アナタが当たりくじ引いてどうする…orz
そして、会場内からも歓声が…
次は誰~
なんと、旦那の会社の社長さんが、ブルーのドラジェを当てたとのこと
はあ。今度は身内じゃなくてよかった…
すると、よこから旦那がボソリと、
「社長はコーヒー飲めへんのに…」
……orz。
そして、「最後のドラジェが出ました」と司会の有山さんの声。
誰、誰~
「なんと、ご新婦のお母様です」
…………orz。
どうしてこうなるの
何の偶然
新婦の母が「イサカの新居ご招待券」をGETし、
新婦の父はJTBの旅行券一年分をGET。。
あまりにも出来すぎていて、面白くもなんともない上に、
ゲストからは「仕込んでいたんじゃないか」疑惑が漂い…
なんたる悲劇…
でも、商品はあげなくてはなりません
母にイサカの新居ご招待券を進呈↓
社長さんは満面の笑みでコーヒーメーカーを受け取り、
「Oh、Thank you so much !!」とひたすら言っていましたが、
果たして本当にあんなに嬉しかったのでしょうか…
そして父。
司会の有山さんに
「その旅行券は何にお使いになられますか?」と聞かれ、
「エコノミークラス席の10分の1くらいのスペースに座って、イサカに行きます」
と答えていました
とにかく、準備に手間がかかった割には、とんでもなく
興ざめなイベントになってしまいました
みなさんも、ケーキにドラジェを潜ませる場合には、
「仕込み」をしておいた方が絶対いいと思います
※ブログランキングに参加しています
応援よろしくお願いします
↓投票ボタン