友部正人さんの曲。
彼の代行曲はやはり一本道だろう。
ガガガもデビューアルバムでカバーしてました。
個人的には、なぜか年末に聴くとやけにグっとくる曲です。
で、この「朝の電話」って言う曲は2005年くらいかな?
比較的新しい曲です。
故・高田渡さんを偲んでの曲らしい。
この2人は関西フォークシーンで交流があったようだ。
友部さんは中津川フォークジャンボリーにも参加してたそうだし。
彼の楽曲のなかでは、比較的シンプルでわかりやすい歌詞だと思う。
それでも彼が歌うと違うんだな。
なんかいい言葉ないかな。
大きいけど、澄んだ圧力みたいなものがググーっと。
爆裂スライドギターおやじ、ハウンドドッグ・テイラーの代表曲ともいえる一曲。
歌詞は「おれのヅラを返せ」というなかなか下らないというか、ブルース的というか。
有名なブルースマンなんてのは基本的に強烈すぎる個性を放っているものですが、そんななかでも彼は特に強烈です。
変態じみているといってもいいかもしれない。
そこんところは、聴けばわかると思います。
僕はギターの技術的な部分に関してはあんまり明るくないですが、それにしても下品なスライドギターです笑
ブルースマンにしてはパッとみは線の細い彼ですが、ほんとにハジけまくってます。
youtubeにもあると思いますが、レイ・チャールズの What 'd I Say もカバーしています。
これがまたもうメチャクチャ好き放題、とにもかくにも爆裂スライド。
そんなちょっと異端の雰囲気漂わす彼ですが、考えてみればエルモア・ジェームス直系の進化の結果ですよね。
シカゴブルースの大御所といって問題ないと思います。
彼はセールス的には晩成の人物で、注目を浴びるのは50歳を過ぎてからだったそうです。
あ、そういえば、彼は生まれつき左手の指が六本ありました。
邪魔だったでしょうね、ギター弾くには笑
彼の死後、2004年発表の未発表音源集、"Release the Hound" の邦題は "この猟犬スライドに憑き"。
意訳邦題も捨てたもんじゃないですよね。
僕がこの偉大でおバカなバンドの曲について書いてもおこがましいのですが。
この曲を録音したころはヴォーカルのイギーは22歳くらいでしょうか。
分類するなら、ガレージやプロトパンクになるのかな。
イントロからもう不穏な空気満々で、当時のニューヨークを中心としたアングラミュージックの雰囲気に思いを馳せてしまいます。
ロカビリー、サイケに次ぐ新時代の幕開けを予感させたのではないかと思います。
かの Sex Pistols のシド・ヴィシャスは「オレはイギーのように生きるんだ。30歳までには死ぬんだ」と言っていたらしい。
が、その発言の時点でイギーは30を過ぎていた笑
実際にはシドはさっさと逝ってしまって、逆にイギーは今も現役、息の長い活動を続けているから面白い。
ちなみにこの曲名をそのまま、ケータイのメアドに使っていたことがあるのですが、「え、犬になりたいの?なに、大丈夫か?」というメールが何人かの友人から送られてきました笑
とにもかくにも、ロックの原初的な衝動に満ち溢れています。最高!!!
素敵なPV。
”純音楽家” を名乗る彼。
ジャンルとして分けるなら「日本のフォーク」畑出身になるんだろ うが、当時の音源を聴いてもそういった当時の潮流を無視したような音楽
を生きてきたように思える。
いわゆる日本のフォークってのは本来のフォークソングとは違ったジャンルであると思う。
ロックとの距離感が全然ちがうんだ。
思想であったり機運であったりそういったものからかけ離れた雰囲気を醸し出しているあたり、純音楽家というのも言いえて妙だと思う。
しかし96年の曲とは思えないアングラフォーク感を漂わすこの曲。
なんでだろ。「友よ」と歌うところにそれを感じるのかもしれない。
巷にあふれる応援ソングには出せない圧巻のパフォーマンスだ。







