晴れ、時々ダイアリー

『カラスの親指』 -能年写真館- 6

ある夜、この家に一匹の仔猫が迷い込んだ。

大騒ぎの末、仔猫を胸に抱き上げたまひろが、また勝手なことを言う。

「ねえ、この子、飼おうよ」

そしてこのあと、あの伝説の名場面が…

「ねえ」

「だめ?」

「キュン死」という言葉は、こういう時の為にあるんだ、きっと。

『絶対これは、監督が考えた観客用のサービスカットだ。
まひろ役が能年さんだったからこそ思い付いたアドリブだ。』
僕はそう思った。

いや、待てよ。また僕の悪い癖が出たかも。例の妄想、勝手な思い込み…

そこで、僕は原作本を買った。
このシーンが原作に実際にあるかどうかを確かめる為だけに。

当てが外れた、と言うべきか、ちゃんと原作そのままだった。
その時のタケさんの気持ちが、こう記されている。

「それは『仕事用』の声と物腰だった。ここ一番だと感じ、
意図的にやっているのだろうか。それとも、すっかり身についているのか…」

さっき、原作そのまま、と書いたけど、やっぱり違う。
もし、映画を観る前にこの本を読んでいたら、
こんなシーンは、さっさと読み飛ばしていたに違いない。(道尾先生、ごめんなさい。)
能年さんの魅力は原作を超えて、このシーンを一番の見どころにしてしまっている。
(ちょっと言い過ぎたかな)


「じゃあ、名前、トサカにしようか。」
頭の毛が鶏のトサカみたいだったので、すぐに名前が決まった。
簡単すぎる…


2年後、仔猫を懐に抱いた能年さんが、“トサカ”君の胸に
顔をうずめることになろうとは、誰が予想しただろうか。


ちなみに、原作本は、あとでじっくり読ませていただいた。
面白かった。映画はかなり脚色・割愛してあったけど、
原作はさらに手の込んだトリックが丁寧に描写されていて、すごく引き込まれた。
まだの方、気になる方は是非。

コメント一覧

バイク馬鹿
http://yaplog.jp/yusei0428/
コメントありがとうございました!


応援の仕方は人それぞれですからお気になさらずにです!マイペースでお互い応援していきましょうね♪


バイク馬鹿
http://yaplog.jp/yusei0428/
ヤプミーさせて頂きました!宜しくお願い致します♪
スウィート勉(べん)
http://yaplog.jp/smakiku52/
>バイク馬鹿さん

こんばんは。

ご丁寧な挨拶、痛み入ります。

私の方こそ、よろしくお願い致します。

今年は、能年さんにとっても、大事な年になりそうですね。
(あ、人生に大事じゃねえ時期なんてないんでした)

私も、応援、頑張らせて頂きます。
バイク馬鹿
http://yaplog.jp/yusei0428/
こんばんは!バイク馬鹿です。


明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願い致します!


一生懸命能年玲奈さんの応援していきますので今年も一年間宜しくお願い致します!


スウィート勉(べん)
http://yaplog.jp/smakiku52/
>ぱんさん

ありがとうございます。

上目づかいで、小首をかしげ、甘えるポーズ
ホント、可愛いとしか言えません!

キュン死、即死、
そうそう、萌え死ってのもありましたね。

ぱん
http://yaplog.jp/252205/
こんばんは。
キュン死 まさにこのシーンの為にある言葉w
キュン死超えて即死寸前でした(笑)
可愛い 何度見ても可愛い 可愛いしか言えないw
次も楽しみにしてまーす
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