コッツウォルズの空の下 スウェーデン報「まあ、見てね」

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ジュラシック・コースト

2017-08-26 20:03:47 | イギリス

イギリス海峡のボンマスの東あたりからエクスマスあたりまでの153キロをジュラシック・コーストと呼ぶ。

世界遺産。

三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の地層が斜めになって、雨の関係でガサッとがけ崩れを起こしたら、それぞれの時期の化石がごっそり出てきた地域。

プールからジュラシックコースト観光船に乗るとスワンジまで白亜紀の断層を楽しむことができる。

当然ですが、みんなオープンデッキ狙いだから、船内はガラガラ。

海の波で削られたところもあり、奇岩、絶景の連続だ。

地層のアップはこんな感じ

海岸線にはビーチもあって、この時期海遊びを楽しむ観光客でいっぱいだ。

小さな小屋が並んだビーチハウス

さらに西に進むとチャーマスには、ヘリテージ・コーストセンターがあり、化石について勉強できる。

恐竜好きな私と息子は、車でチャーマスまで1時間半のドライブ。

途中、ブリッドポートという町に何気なく寄ってみると、ここからも、見事なジュラ紀の地層が。

アップはこんな感じ。よくみると恐竜の化石が見つけられるかも。

この町の堤防では、みんなが、黄色い糸を垂らしている。

何かと思ったらカニ釣り。

糸の先に網をつけてその中に鶏肉や生ハムなんかをいれて突堤側に入れると、突堤に隠れ住んでいるカニが捕まる。

「食べるの?」

と聞くと、「小さすぎるから、逃すわ」

生ハムの方が高そう。

 

ここは、砂地の海岸で土曜日でもあり、日光浴と海岸遊びの人たちでいっぱい。

そのまま、チャーマスに向かう。

チャーマスのコーストセンターは無料だがなかなか充実している。

チャーマスで見つかった化石を展示してある。

また、化石発掘ツアーなども行っている。

1日1回なので、すぐに満員。

チャーマスダイナソール(チャーマスで見つかった恐竜の化石)が壁に。

昨年見つかった大きなアンモナイト

こんなのが見つかっちゃうのだから、化石ハンターもたくさんいる。

センターでは化石発掘の仕方も教えてくれる。

1.バイオハンマーでたたく

2.目は必ず保護するようにマスクが必要

3.絶壁の側は崩れやすいから近づかない


波で海から打ち上げられた化石、

崩れた絶壁から見つけられた化石、

大きなものは恐竜サイズ、小さなものは数ミリのアンモナイトまで。


海岸沿いにごっそりあるらしい。

地層のアップ

ということで、干潮狙いのために毎日ボードに潮の時間を告知。

私たちがついた時がちょうど干潮時だったこともあり、多くのハンターが。

最初は潮干狩りかと思ったが、化石ハンター。

もしかしたら、2億五千年前の生き物の化石が見つかるかもしれない。

これをロマンと言わずしてなんと言おう。

ハンマーもゴーグルもないが、海岸へ化石ハンティングにゴー!!


とは言っても、そうは簡単に見つからない。

私は、5分で諦め、息子は、30分で諦めた。


そんな人のために、センター脇に化石屋さん。

大小様々な化石が売られている。

息子曰く

「見つけた人が売っていくのではないか?」

真偽のほどはわからない。


1つ1ポンドのアンモナイトがごっそり。

思わず買いそうになっちゃった。

やっぱり、自分で見つけてこそのロマンよね。

有名な化石ハンターのメアリーアニング(1799〜1847)は、12歳でイクチオザウルスの全身の化石を発掘し、のちにロンドン地質学会の名誉会員になっている。

もともとは、化石を売って生計を立てていたところ、専門学会には、高く売れるところから関係が築かれていったとか。

これは、他の化石ハンターの発掘したイクチオザウルスの顔の部分。

化石で人生が変わってしまう人もたくさんいるんだろうなあ。

2億年前を身近に感じたジュラシック・コーストでした。


 



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