迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

梱包と包装から

2012年08月04日 | LIFE
なにもできない新人さんが最初に教えてもらったのは梱包と包装です。
梱包は決められた仕様にきっちりと仕上げるのですが、包装のやり方は人それぞれ。
教えてくれる人によってやり方が微妙に異なります。
新人なので当然のようにモタモタしているわけですが、それを見ていろいろな人が包装の仕方をアドバイスしてくれます。
なので、いろいろなやり方を試してみて、一番自分にしっくりするものを自分流にしていくように感じです。
最初にできる仕事というのは梱包と包装なのですから、それ以外の時間がありすぎてヒマなのは当然のことです。
仕事を覚えたら次の仕事を教えてくれる、急がず焦らせずという教える姿勢は、教えられる側にとってはありがたいことです。

で、少し梱包と包装ができるようになったので、忙しそうにしている課長のところに梱包と包装の手伝いに行きました。
いつものようにやり方を教えてもらおうとすると、ややきつい口調で「自分で考えて」と言われました。
言われてみれば教えてもらうばかりでなく、自分で考えることも必要だよな、と個人的には納得したのですが、昼休みに同じチームのSさんが話しかけてきました。
Sさんが言うには、「課長は気難しい人で、人にものを教えるのが下手な人。なので、教えを乞うときは別の人にして下さい」というものでした。
確かに、加齢とともに図々しさを持ち合わせてきた私は、課長の言葉に多少傷ついた程度で済みましたが、20台のRくんだったら大きな心の傷になってしまう可能性もありました。

そんな些細なやり取りを聞いていて、すぐにフォローしてくれるSさんの存在がとても頼もしく思えたのでした。