迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

民主躍進で戸惑う都庁「議会運営どうするのか」

2009年07月14日 | 社会
マスコミの政権交代を煽る声に浮かれて、民主党に投票しただけなのか、と思ってしまうような結果でした。
というのは、『役人・議員の税金の無駄使い等を納税者の目線で月曜から金曜まで毎日、チェックします』を実行していた後藤雄一元都議が落選したからです。
後藤さんのように東京都や議会の無駄遣いをチェックしていた人が落選してしまうということは、有権者にも問題があるように思ってしまいます。

8月の総選挙では民主党が勝つでしょう。
でも、かつては勝たせるにしてもそこそこ勝たせて圧勝はさせないというバランス感覚があったのに、最近は民意が一本かぶりになってしまういやな傾向があります。
民主党が勝つにしてもまともな議員さんが落選することがないようにして欲しいものです。
民主躍進で戸惑う都庁「議会運営どうするのか」

 都議選から一夜あけた13日、民主党が第一党になることが決まり、自民、公明中心だった「与党体制」が30年ぶりに終焉(しゆうえん)を迎えたことに都庁内は重苦しい雰囲気に包まれた。「今以上の根回しが必要になる」「知事は議会運営をどうするのか」。今後に対する不安や戸惑いが交錯した声が漏れる。
 「止めろといって、止められるものなのか」。新銀行東京を担当する産業労働局の幹部は首をひねる。
 「どう撤回していくのか具体的に分からない。議会での論戦は激しくなるだろうが、現状を正確に把握してもらうよう情報提供していく。預金者や融資先が困らないようにするのが第一だ」
 一方、築地市場の移転問題について、担当者は「建物の古さや流通形態の問題から移転は絶対に必要。丁寧に説明して理解してもらうしかない。大変になりそうだ」と困惑顔。この日、都には市場関係者から「移転はもう駄目なのか?」との電話があったという。
 また、民主と自民との間で議席数が逆転したことで浮上してきたのが各会派の控室や会議室の問題だ。民主側が手狭になる半面、自民側はスペースが空いてしまうため、移動が必要になる可能性が出てきた。
 入れ替えが実現すれば、平成3年に現庁舎になって以来初。机だけでなく、会派内のLAN(構内情報通信網)の移転工事なども必要となることから、議会局職員は「9月の定例会まで間に合うかどうか」と不安な表情だった。
7月13日23時24分配信 産経新聞