迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

マスコミが伝えたくない富士F1開催の大失敗

2007年10月01日 | スポーツ
トヨタが大金を積んで、F1開催地をホンダの聖地である鈴鹿から富士に移動させて開催された今年の日本グランプリ。
運営がお粗末過ぎて参加者から大顰蹙を買っているものの、マスコミの大スポンサーであるトヨタさまのことなので、事実を伝えることに腰が引けているらしい。
会場までの入場方法をシャトルバスに限定していながら、シャトルバスの運行がスムーズに行かず、最大5時間待ち、レースの開始時間までに会場入りできないなどのトラブルも多発している。

トヨタのモータースポーツは自社の車を売ることを目的としていることが見え見えである。それでもファンのことを考えて行動してくれればいいのだが、自分だけがよければいいという卑しい根性を隠し切れず、反感を買う結果となっている。

今回の富士スピードウエイでのF1開催でも、観客の乗っているバスよりも自社の関係者などの車を優先するという姿勢、他チームの応援フラッグ持ち込みを禁止しながらトヨタは巨大フラッグを掲げる、他チームの応援席を用意しない、など、フェアプレーの精神も感じられない。

会場内では最高10,000円のF1弁当から1,000円のうどん、500円のカレーパンまで、ぼったくり価格が横行。

念願のF1を開催して、数万人規模でアンチトヨタを産み出すなんて、素晴らしすぎる。

2ちゃんにこんな書き込みがあった。
『鈴鹿ができてすぐのころ、お客さまがサーキット内でしか食事できないのをいいことに、食事関係はボッタクリ料金を設定しようとしていた。それを知った本田宗一郎が、「わざわざ高い金を払ってレースを見に来てくださったお客さまから、さらにそんなアコギなやり方で金を取るとはどういうつもりだ」と激怒。それ以来鈴鹿の飯は良心的な価格なのです。
 サーキット内には「ごみを捨てないでください」という看板があったが、これにも激怒。「最初からお客さまを信用していないようなことを書くな。そんなことよりお客さまがゴミを捨てる気を起こさないような場内にしろ(まめに掃除しろ)」 』
これを読んでホンダファンであるぼくは、「宗一郎さんの人柄ならこんなことを言うかも」と思ってしまう。
これが企業イメージというものですよ、トヨタさん。