迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

危険な立会外分売

2006年02月17日 | 
立会外分売というものをご存知ですか。
申し込みをして抽選で当たれば、手数料がかからずに割引で株が買えるものです。
ちょっと前までは、立会外分売に申し込みをして当選すれば儲かる確率が高かったのですが、そんな夢のような季節も終わったようです。

昨日分売のアイケイコーポレーション(3377)は481,120円の分売価格に対して、高値が475,000円、安値引けの終値は447,000円で、一度も分売価格達することなく終わりました。
通常は9時以降に抽選の結果がわかるのですが、この日は9時前に結果がわかってしまったことから、分売の売り物がまとまってしまったため、分売価格をあっさりと割ってしまったようです。
立会外分売応募者は、いつもなら抽選で当たるのを楽しみにしているのですが、この日は外れることを願っていたようです。
私は8時20分の締め切り直前に申し込みを取り消して、事なきを得ました。
その後の結果があまりにもひどいので、取り消しをしたかどうかを確認してしまったほどです。

2月8日に立会外分売をした土屋ツーバイホーム(1753)の場合、219,220円の分売価格に対して、始値の高値が230,000円でした。
しかし、時間的にみて分売に当たって寄付で売れた幸運な人がいたかどうかは微妙です。
そして、その後は分売価格割れが続き、昨日の終値は169,000円と惨憺たる結果です。

今日はアシード(9959)、シーベル(2228)と2銘柄の分売がありますが、ともに出来高が少ないこと、シーベルの場合は分売割合がやや高めであることから、私は申し込みを見送りました。

自信を持って分売に申し込みできるようになるには、しばらく時間がかかりそうです。