迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

鮮度の短くない「材料」

2006年02月04日 | 
鮮度の短くない「材料」というのは、東証2部から1部への昇格や株式の単元変更などが該当すると思います。
東証2部から1部への昇格については即効性があり、さらに1部への昇格以降もファンドに組み入れられることによる買いが期待できる(それを狙ったのがコバンザメ投資法と呼ばれていましたが、ファンドに組み入れられるまでの期間が延長されてしまい、効果が薄れてしまっているようです)というものです。

私が研究しているのは株式の単元変更という「材料」です。
実際に手がけている銘柄で書いてみると、ハニーズ(2792)は1月16日に単元変更(3月1日に売買単位を100株から10株に変更)と株式分割(1株を1.5株に分割)、実質増配を発表します。
1月16日の終値は8,770円でした。
しかし、悲しいことに株価は反応しません。
2月3日の終値は「材料」の出た時点を下回る8,570円です。
つまり、現在は85万7千円なければ投資できないものが、3月1日には12万8千円程度で購入できるようになるというものです(計算方法は8,570円が1.5分割で12,855円になり、それが10株単位で購入できるようになるため)。
ということは、今までは投資資金が足りなくてミニ株として購入していた人も普通に単位株として買うことができるようになるのです。
だから、3月1日に期待して先回り買いをしているということです。

3月1日の単元変更銘柄にはロイヤルウエディングの会場となった帝国ホテル(9708)などもあります。
発表日の終値は6,500円なのですが、売買単位は1,000株。ということは650万円ないと買えないことになります。それが3月1日より売買単位を1,000株から50株に変更するため、32万5千円で買えるようになります。

まだ、研究途中なのですが、比較的成功率は高そうなのです。
但し、資金拘束されてしまうのがネックになります。
デイトレでなく、スイングトレードの方にはお薦めできるかも。

もちろん、投資は自己責任でお願いしますね。