迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

みずほ誤発注問題の続き

2005年12月12日 | 
誤発注取り消し、東証に不具合…社長謝罪、辞任を示唆
新たに東証側のトラブルも発表されましたが、もう一度みずほ証券の誤発注についての問題点を指摘しておきます。

1.発行株数以上の株数を売ってしまったこと
2.誤発注に気が付いて注文取り消しをしたができなかったこと(東証側のシステムトラブルが原因)
3.誤発注に気が付いて買い戻したが全て買い戻せなかったこと
4.貸借銘柄でないのに空売りができたこと(肝心な空売り出来ない銘柄を空売りした不正行為に付いては全く報道していない)
5.ストップ安張りつきになった場合、全数一致するまで約定しないはずが、個々に約定したという異常
6.今回の件で損失を出した者がいること(初値買いをしてストップ安で損切りした人)について報道していないこと
などがあります。

今日、解けあいという金銭処理でこの問題の幕引きがなされようとしていますが、明日以降の売買をどのようにして開始するのかもわかりません。
公開した全株(3,000株)を東証保有として再開する場合、買いが殺到してストップ高比例配分になるでしょう。
そうなると東証がストップ高の10万円×3,000株の利益を得ることになるのかな?

株式市場を統括している東証がこの体たらくでは、安心して株式投資もできませんね。