「古い町家を守ろう」 宮崎駿監督らが基金設立

＞万葉の景勝地で「潮待ちの港」として栄えた広島県福山市の鞆（とも）の浦の古い町並みを守ろうと、地元の住民らが「鞆・町家エイド」基金（０８４・９８２・０５３５）を設立する。
＞江戸期から明治の建物約２００棟が並び、坂本龍馬ゆかりの町家も残る。呼びかけ人には映画監督の宮崎駿さんや大林宣彦さん、作家のＣ・Ｗ・ニコルさんらの名も。

＞寄付の目標は１億円。空き家となって荒廃が進む町家などの修復に役立てる。東洋文化研究家のアレックス・カーさんは「鞆を壊すのは日本に文明がない証拠」。

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ＧＷ旅行で行った処ですが、江戸期の風情が漂う鞆の浦の町並みは、中々見ものでした。

幕末期の歴史的事件（いろは丸事件、七卿落ち）の舞台にもなり、往時の海上交易の中心地だったということが判りますね。

もっとも、当時から景観を台無しにするような開発計画があり、それに反対する運動も起こっていて、「白川の合掌集落とかみたいに、丸ごと保存地区にしちゃえばいいのに」とか思ってました。

実際は、住んでる人たちの生活とかあるから、難しいでしょうね～。