@じゃんだらりん

趣味(温泉・グルメ・音楽鑑賞・読書、コミック・日本史に世界史、ミステリーにミリタリー・時事)について語ってるブログです。

闘牛の島/著・小林照幸

2005-06-12 | 闘牛
自分の愛読書の一冊である上記タイトルの本。

ネタ晴らしは避けるが要約すると、奄美諸島の徳之島の伝統文化である「闘牛」、その歴史の中で伝説的な存在(相撲界の横綱、双葉山のような存在)であった「実熊牛」の生涯を追ったノンフィクション。

本土ではほとんど絶えてしまった文化が離島で伝承されているのは学術的に興味深いことだと思う。山古志村のウシ突きのようにかつては日本中の農村で見られた光景だったろう。

別に徳之島がトラクターもないド田舎な訳ではない。農耕用として不要になっても闘牛が隆盛なのは文化として根付いている証だろう。

一つ屋根の下に闘牛がいて、一家一族の象徴として大切に世話される。我が牛の勝利の際は老人も一緒に祝いの唄を唄い、踊る。日課の散歩は家の子供が担当するのだと言う。

小学生ぐらいの子が手綱を引いて歩いて行くのだ。なんかいい光景だよなあ。TV対戦ゲームばかりしてる子供達に体験させてやりたい。

徳之島、屋久島と並んでいつか訪れたい場所の一つである(偉そうに書いたが、まだ行ったことがナイ)


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2 コメント

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ありがとうございます (ゆーすけ)
2005-08-29 00:20:25
TB返しをしようと思いましたがなぜかできないので、コメントで失礼します。

ぜひ一度生でご覧になってください。

闘牛の魅力にハマりますよ。

ホントに子供が牛の世話をしてますから。
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わざわざご丁寧に。 (じゃんだらりん)
2005-08-29 12:45:00
闘牛のビデオを通販で取り寄せて見てますが、やはり本場を一度見たいです。奄美諸島は遠いですからスケジュール立てるのが大変ですが、いつか行きたいと思っています。

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