シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(110) シリコンバレーに進出している中国の法律事務所

2006年11月02日 | 知財&技術
シリコンバレーにオフィスを構える中国の大手事務所の知財弁護士と会いました。
9月にシカゴで開催された会議で偶然会い、話しているうちにオフィスが近所であることが分かり、今日のミーティングにつながりました。ベイエリア(地元ではシリコンバレーのことをこう呼びます)にちゃんとしたオフィスを構えている中国事務所はここだけだそうです。

話はお互いの情報交換が中心です。ブログに具体的には書けませんが、業務内容、営業方法、本部との連絡方法、オフィスの設立形態云々です。

彼らは米国に進出しているわけですが、反対に中国に進出している米国の法律事務所も多いとか。なかには利益につながらないと早期に判断してサッサと撤退したところもあるようですが、それはそれでいいのではないかと。

ついでに、アメリカ・中国・日本での弁理士や弁護士の初任給の比較なんて話にもなりました。えぇ、予想通り一番高いのはアメリカです。

それから、この中国の法律事務所の本部では知人の日本弁理士が働いていることを知りました。自分の渡米の2,3ヶ月前に彼は中国に渡ったのですが、その直前に虎ノ門で昼食をして以来会っていません。彼のことは受験時代から知っているのですが、異国の地で頑張っているのを人伝に聞くと、自分も頑張らねばとやる気が湧いてきます。

November 1, 2006

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