新しいＤｒ．新しい病気。

　今日はキヨちゃんの通院日。胃カメラまでのグダグダは前述の通りだ。
　それでも何とか胃カメラも無事終わり、診断の結果、キヨちゃんは新たな病名を貰った。

　「食道裂孔ヘルニア」

　以前から時々食事が詰まったり、ひどく粘調痰がでる事があり、逆流性食道炎の診断はあった。その後、精査して、食道の一部に胃粘膜が出来る「胃粘膜形成症」とやらの診断も出ていた。
　その時は原因は分からないが、食道の一部が胃粘膜と同じなので当然胃液で荒れると考えられた。が、今回食道裂孔も結構酷いもので、胃の４分の１ほどが横隔膜から上に出ていると言う。
　そして胃は胃で慢性胃炎。ピロリ菌の疑いがあるので検査に出した。まあ、これについては急になる物ではないのだろうから、この年まであって大事なかったのなら大丈夫かもとも言われたが、もし出たら１週間分の内服で退治できると言うので、キヨちゃんは出たら退治すると宣言した。結果は来月だ。
　それから脳外科へ。脳外科のＤｒ．は相変わらず優しい。キヨちゃんは話すだけでホッとするようだった。特に脳外科的に症状もないので、処方箋を貰ってお仕舞い。
　お昼ご飯は豚の生姜焼き定食。昨日２１時以降絶食絶飲だったキヨちゃんは空腹で、流石にぺろりとたいらげた。ほぼ時間をおかずに午後整形外科に。
　実は全く知らされていなかったのだが、医師が変わっていたのだ。新任の先生でインターンかと思うほどの若い先生だ。ちょっとキヨちゃん好みの可愛らしいお顔なので、前任のＤｒ．よりは良い感じかもしれない。
　勿論執刀医がキヨちゃんのナンバーワン信頼度なのだが、それは言っても仕方ない。一度は先生を訪ねようとくりりんとも話していたが、如何せん私たちが休みが合わない。
　今日会ったばかりでどんな先生かは分からないが、話し方は優しかった。キヨちゃんに、
　「新しい先生どう？」
と聞くと、首をかしげつつ、
　「う～ん、まあまあじゃな。」
とのこと。はてさて、信頼できる先生だと良いな。

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