鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

悪夢の町ポートレム

2016-04-16 15:55:21 | フリーゲーム(ホラー)
「悪夢の町ポートレム」 ブラウザ・悪夢の町から脱出ゲー・ちょっとアクション
制作者:tomato様(Rmake・プロフページ

============================

Rmake製のブラウザで遊べるゲームです。
5年前…2011年に公開されたゲームで、ちょっと古いけれど、
確か、実況もされてたと思うので、当時からフリゲに興味のあった人なら、
タイトルを知ってる人もいるのでは?

Rmakeはブラウザでプレイできるゲームを、手軽に作れるサイトです。
専用ソフトを購入する必要がないためか、
(少なくとも私が出入りしていた当時は)若い子が多い印象で、
ゲームの尺が短めだったり、ネタゲーだったりしてました。

そんな中で「作り手の視点が大人」な印象を受けるtomatoさんの作品は、
かなり目を引いたんですよね~
中でもポートレムは物語の残酷さの割に、
全体的に感じる印象は「哀しさ」あるいは「優しい諦め」に近い。
そして、淡々としたシナリオのバックに流れる、静かな音楽もイイ感じ。


内容をざっくり説明すると、
交通事故に遭って悪夢の町に迷い込んだ男…エヴァンが、
自分の記憶を集めながら、現実に帰る道を探すゲーム。

ゲームをプレイすればわかりますが、このエヴァン、
「今まで悪夢しか見たことがない」と作中で言われるとおり、
生まれてからずっと、不幸な人生を歩んできています。

エヴァンの不安やトラウマから生まれた悪夢たちは、皆口々に、
現実に戻っても辛いだけだからこの世界に留まるよう願いますが、
その悪夢の世界もまた、決して、エヴァンに対して優しいだけではなく……

さあ、この先はヒミツ。

プレイ時間は、迷っても2時間くらいですかねえ…
セーブファイルが一箇所しかないので、詰むときはあっさり詰みます。
とりあえず「物置の鍵」を手に入れるまで、ピエロに触れてはいけません。
多分、ここは誰もが一度は詰むので、気を付けましょう。
(物置の鍵は、どこかの家の家具を続けて複数回調べると手に入ります)

一応tomatoさんのRmakeブログに全攻略がありますので、
詰まったらそちらを参照のこと。

基本的に、難易度はそう高くないんですが、
ツクール系のゲームとは基本操作が違いますんで、
そっちに慣れてる人は、難しいと感じるかもしれないですね…


同作者様の「THE TRAVELER」「エムリーン」もおすすめ。
「銀色の月」はゲームとしては物足りないですが、
SFっぽい世界観が個人的に好みです。

確かプレイするだけなら登録はいらないはずなので、
興味のある方はぜひどうぞ!


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。