みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

「トシビョウキ スグカヘレ」という電報

2018-02-14 14:00:00 | 法華経と賢治
《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》 さて、その後の賢治であるが、理崎氏によれば、  賢治はアルバイトをしながら国柱会の活動をしていたが、妹トシの病気で急遽帰郷した。             〈97p〉 という。さて、ではこの急な帰郷はいつのことであったのだろうか。それは、巷間、「トシビョウキ スグカヘレ」という電報を見て直ぐ帰郷したということになっているようだが、『新 . . . 本文を読む
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高知尾智耀と「法華文学の奨メ」

2018-02-14 12:00:00 | 法華経と賢治
《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》  さて今回は高知尾智耀の賢治への「法華文学ノ奨メ」についてである。理崎氏によれば、  高知尾智耀は、賢治に法華文学を勧めた、とされている。雨ニモマケズ手帳には、「高知尾師ノ奨メニヨリ 法華文学ノ創作 名ヲアラハサズ 報ヲウケズ」と記されている。これを高知尾は、 「農家は鋤鍬をもって、商人はソロバンをもって各々その人に最も適した道にお . . . 本文を読む
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修羅とは

2018-02-14 10:00:00 | 法華経と賢治
《『塔建つるもの-宮沢賢治の信仰』(理崎 啓著、哲山堂)の表紙》  では次に「修羅」についてである。理崎氏は、  法華経の大いなる生命に包まれながら一人だけ仏の意思に逆らうのが修羅で、それは息吹に満ちた春の中で、あまりにまぶしすぎた、と菅原(千恵子)は述べているが、修羅の解釈は本来の意味とはかなり違う。「修羅」とは戦いを繰り返す鬼神である。法華経では、地獄、餓鬼などと共に修羅は心の内にある、と説か . . . 本文を読む
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