新潟の郷土料理 のっぺ汁です。
あす法事の会席松花堂弁当のコースの一品としてお出しするために仕込みました。
越後郷土料理 のっぺ汁
里芋などの根菜や豆腐、蒟蒻、などを貝柱や塩引鮭を出しにして
吸地のあたりを少し強くした程度で煮含めたものです。
手間と材料費もかかるので主にお祝いなど冠婚葬祭でよく出されます。
このほかに当店では干し貝柱、干しシイタケ、塩引き鮭を加えます。
郷土料理だからあまり上品すぎても美味しくないし
かといって家庭料理のようになってもいけないですしね
その辺が難しいですよね。
先日仕入れた柏崎産のシタビラメを昆布〆にしてみました。
洋食ではムニエルですぐ思いつくのがこのシタビラメですが
なかなか和食では使いずらいんですよね・・・・
煮付けや唐揚げにしても身が薄いから食べるところも少ないし
小骨が気になります。
そこで三枚に下ろし軽く塩をあて昆布で挟んで昆布締めにしてみました。
山葵ポン酢で食べてみたのですが、これが結構美味でして・・・・
ヒラメの昆布締めは有名だし
シタビラメと言うくらいだからと思うかもしれませんが
実はカレイの仲間ですね・・・・
機会があったら是非ご賞味ください。
写真左がシタビラメ、右がマコガレイです。