昨日は東京で20センチ以上の積雪がありました。年に1回あるかないか分からないジムニーの性能を試すチャンス。一路、山中湖に行ってまいりました。
車:JB23w9型
タイヤ:ブリザック。出発前に慌てて交換。交換時間は素人の私が車載工具だけ行って30分間程度。
道中、東丹沢付近の峠。外気温はマイナス2℃なので、まだそこまで寒くありません。ジムニーでなくても普通の軽自動車で上がって来られている方もいらっしゃいました。
ここから山梨に抜ける「道志みち」に向かいました。
積雪は15センチ程度でしょうか。この付近ではジムニーを多く見かけました。ただ、それでも普通車や一般的軽自動車も多く走ってました。
道志みちは、何箇所か峠があるのですが、この平丸トンネルの勾配はかなりきつく、ここで大半の二輪駆動車は脱落している模様でした。
プレジデントのVIP車に乗った若いお姉ちゃん4人組もこの場所の直前でスタック。県外ナンバーでしたが、無事帰れたのでしょうか?
この旅で一番楽しみにしていたのが、道志の湯での雪見風呂でしたが、さすがにこの大雪の為、営業しておらず。この場所には、私のジムニーの他にパジェロが上がってきてました。
道の駅どうしにて。この付近までたどり着いたのは軽トラ、本格四輪駆動SUVか、レガシィぐらいでしたでしょうか。スバル恐るべし。
しかし、道の駅にはジムニーかパジェロミニしか居ないという・・・。
この時点で積雪は20センチを超過。長靴で来なかったことを心底後悔しました。
この先、山伏トンネル付近では猛吹雪となり、さらに気温がマイナス8度ぐらい。窓ガラスとワイパーがすぐ凍ってしまい、前が良く見えません。ジムニーシエラのデアイサーがあれば、かなり前方視界が良い事でしょう。
このレベルの風雪ですとジムニーの場合、走破性や4輪駆動の性能より、前が見えない事の方が問題となってきます。トンネルのような風雪を避けられる場所で、毎回ワイパーや窓の氷を除去してました。
お決まりのディッシュホイール。一応、閉鎖されていない=国が通行を認可している国道を走っただけなのですが、このありさまです。
道の駅すばしり。氷点下9度でこの日一番の寒い場所でした。高校生の修学旅行と思われる集団がバスから降りるや否や、雪の中をダッシュでトイレめがけて走っていました。普通なら子供たちは雪で楽しむのがお決まりですが、見ての通りの猛吹雪なので悲鳴しか上がりません。
私はここまでの運転で疲れ果て、空腹を満たそうと思ったのですが、レストランは閉鎖。ムゴイ・・・・。
出発前にワイパーの氷を振り払い、エンジン掛けてスタートしようと思ったら、すぐにワイパーが凍って動かなくなりました。もう一度氷を取り除いて動かしたら大丈夫でした。車に乗ったり降りたりで、靴の中も車のフロアも雪だらけです。
この後、しばらく走行して除雪車とすれ違ったと思った直後、除雪車が積み上げていた雪の壁が吹雪の向こうから現れ激突、そのまま大きくハンドルがフラれ、対向車線にジムニーが向かおうとする。慌てて体制を立て直そうとしましたが、そのまま半回転スピン。別の雪の壁にぶつかり止まりました。幸い、硬い物に当たったわけではないので、ジムニーは全くの無傷。除雪車とすれ違った後は要注意です。
帰りは御殿場インターから東名高速に乗りました。インター乗る直前に川崎ナンバーのWR250Rが居ましたが、雪漕ぎをしながらバイクを押してました。無事帰れただろうか・・・。
東名は想像以上にガラガラで、制限速度50キロ規制。途中、除雪車やパトカーが安全の為先導車となっていましたが、その時はメーター読み55キロくらいでコンスタントに走行してました。
先導車が居ない間、ずっと私のジムニーを先導車代わりにしてくる車が後ろに居ましたが、ジムニーは高速性能が低いので、ちょっとプレッシャーでした。
東京青山通りの様子。雪だけでなく、風も台風並みです。ビニール傘があっちこっち舞う。この時間走っているのはタクシーぐらいですね。
ジムニー、一日お疲れ様でした。実に頼りになる車だと思います。
こんばんは。ブログにコメントありがとうございました!
そうですね。ノーマルタイヤでもジムニーは雪道での登坂性能は十分高いですが、何かあったときに事故を起こす可能性が高いと思います。
ジムニーは雪道走破性が高いのであって、雪道安定性は高くありませんので、できればスタッドレスを履いた方が安全に楽しめるかもしれませんね。