気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

村岡花子の翻訳本

2014-07-02 19:43:12 | 昭和レトロ
NHKの朝ドラ「花子とアン」、面白くなって来ましたね。
はな(吉高由里子)は英治(鈴木亮平)と結婚出来るのでしょうか?
まあ、後のペンネームが「村岡花子」なので、ゆくゆくは一緒になるんでしょうね。
それにしても、英治役の鈴木亮平ってカッコイイですよね。
いつもきちんと、スーツを着こなして、スタンドカラーのシャツも似合っています。
近年のヒロインの相手役では、一番の貴公子?ではないでしょうか?

さて、築50年近い我が家の本棚には、昔の童話がたくさん置かれています。
もちろん、私に祖父や父親が買ってくれたものです。
他にも、用を為さない百科事典やクラシックレコード全集が並んでおります。
祖父が生存していた昭和46年くらいまでは、うちの会社(当時は電子工業)も羽振りが良かったのです。
高度経済成長ってやつです。



その本棚にもしや?と思い、村岡花子の翻訳本を探してみました。
そしたら、ありましたよ。
1冊だけですが、「イソップ童話」(偕成社)がありました。
昭和44年6月1日発行の、ケース付きビニールカバー付きの立派な本です。
当時の価格で450円です。
実は、村岡花子は昭和43年10月25日に75歳で亡くなっています。
この偕成社のイソップ物語の初版は昭和41年。
私が持っているのは、死去後すぐに重版されたものになります。



「金のおのと銀のおの」、私が一番好きなイソップ童話です。
「北風とたいよう」・「いなかのねずみと町のねずみ」、昔皆さんも親しんだ懐かしい作品の数々です。
最後の解説で、生の村岡花子の文章が読めます。
本当は、イソップ童話は「童話」ではなく、「寓話」だったんだそうです。
なぜ、寓話が子供たちに親しまれて童話になったのか、詳しく解説しています。

残念ながら、この本は既に絶版になっています。
古本屋か図書館で探してみてください。

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