気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

旧日本生命伊那ビルが壊されて行く

2022-10-14 20:34:37 | 日記


実家の2階の窓から真正面に見える旧日本生命伊那ビル。
旧と書いたのは、昨年、市内の下新田(市役所前)に新社屋を建設し移転してしまったからです。
この山寺にある旧ビルは、1年以上空ビルとなっていました。
地上3階建ての真っ白なビル。
私が物心付いたときには、既にありましたね。
昔は、1階が窓口でした。
そう、生保会社も昔は給付金請求や変更業務、解約請求等は窓口で行っていたのです。
そして、2階が外交員(いわゆるニッセイのおばちゃん)の事務所。
もしかしたら、3階は支店長家族の住まいだったかも知れません。
お父さんの転勤で、転校してきた子が住まいにしていたような気がします。



さすがに、築50年以上だともう限界ですよね。
しかも、外交員の方々の駐車場が手狭。
狭い駐車場に、幾重にもクルマが重なって停まっていましたよ。
ベテランの外交員は、民間の駐車場を借りていましたね。
だから、広い土地を求めて下新田へ。





今週から、いよいよ解体工事が本格的に始まりました。
カニの巨大な爪のような重機が、コンクリートを破壊して行きます。
50年以上見て来たビルですからね、さすがに痛々しく感じます。
ビルの跡地、どうなるのでしょう?
2軒お隣の長野銀行・伊那支店も、耐震工事のため、今週から約半年間業務休止。
八十二銀行との合併が決まり、本当に半年後に営業を再開するのか---
近隣の住民は不安を募らせています。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする