伊那県営球場の改修工事・９

２ヶ月振りの伊那県営球場です。
今日は、市民プールから下りて、球場の入口付近からも撮影してみました。
球場の外観も、お色直しされて綺麗になりました。
でも、最近流行のスタジアム風では無く、あくまでも昭和レトロの古き良き時代の野球場の趣です。
さしあたって、１月の状態から変わった箇所はありませんね。
ただ、雪がグラウンドから消えて、いよいよ芝の養生が始まるようです。
芝を植える箇所には、茶色い土？が敷かれています。
（良～く見ると、凸凹していますので、芝の種が埋め込まれた土製のシートかも知れません）
左翼・中堅・右翼の外野手のスパイクで剥げた所も、植え直すようですね。
フェンスに近い所は、恐らくアンツーカー（多孔質焼成土）でしょう。
左翼・右翼のポール際（グレーの場所）は、見た目、物凄いアンツーカーの面積です。
いや、やっぱりこのグレーゾーンも芝生ですかね？





あと、まだトラックや作業車が、グラウンドに入るんでしょうね。
左翼側の内野スタンドと外野に通じる盛土の境目が完成しておりません。
ちなみに、右翼側は完成済み。こうなります。
それから、当然、これから土を盛ってブルペン（投球練習場）も作るでしょうしね。





球場の外側からバックネット方向を見ると、なんか違和感を感じます。
とにかく、バックネットが防球ネットを兼ねているため、外周の金網より遥かに高いのです。
それから、前にも書きましたが、このバックネットを支える支柱が太過ぎます。
絶対に、プレーが見難い場所（席）が多数出て来ると思います。





各方面から、今シーズンの日程が発表されております。
長野県高野連からは、恒例の春季北信越高校野球・県大会に於いて、改築工事中のため伊那県営球場を使用しないことが発表されました。
また、信濃グランセローズの公式戦も、大芝公園球場で今年も代替開催になります。
やっぱり、今シーズンも休場（球場だけに）ですね。





伊那東中学校の碑を発見！
右翼側のスタンドと盛土の境目（道路を隔てた所）に、石碑を見つけました。
表は、伊那東中学校の校歌が刻まれています。
裏は、伊那東中の短い歴史が刻まれています。
私の親父も、伊那中が増築工事中だったため、学区外の伊那東中に入学・卒業しています。
ご存知の通り、町村合併により、より大規模な東部中が別の場所に創設されたため、伊那東中は廃校となりました。
伊那東中出身者は、県営球場を見る度に、母校を思い出すみたいです。


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