季節の1品キッチン*コミュニケーション鎌倉恵子

明石で料理教室を主宰しています
ラジオ関西【谷五朗の心にきくラジオ】料理コーナーでご紹介したレシピを掲載中♪

258 鯨の皮の 粕汁

2012-01-17 14:13:48 | Weblog
もうすぐ大寒です
大寒(だいかん)は二十四節気のひとつで1月20日ごろをいいます。この日から立春までの期間を指すこともあります。大寒は『寒の内』の真ん中でもっとも寒い時期をあらわします。最低気温が観測されるのもこの頃が一番多くなっています。武道ではこの頃寒稽古が行われます。また、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など寒気を利用した食物が仕込まれる時期にもあたります。
今日ご紹介するのは 組むかし懐かしい鯨の皮入り粕汁
酒粕は 身体をあたため 栄養もたっぷりです

「酒かす」は栄養面でも必須アミノ酸を全種類含む上、ビタミンB群の宝庫で、
メタボが気になり始める40代はもちろん、たんぱく質が不足して低栄養に
陥りがちな高齢者など、あらゆる人に推奨される健康食品の切り札となり、
「酒かす」には酵母も豊富に含まれ、ビタミンB2は米の26倍、ビタミンB6は
47倍、アミノ酸は583倍に激増、料理のおいしさアップの効果も抜群です。酒粕は体の中の油分を排出する働きが非常に強く、悪玉コレステロールを
低下させるばかりか、便秘改善にも効果があるんです。
栄養面でも、必須アミノ酸をすべて含みビタミンB群の宝庫!

粕汁(4人分)  
くじらの皮 100g
大根(いちょうぎり)150g
にんじん(半月切り)50g
白ねぎ(小口切)10㎝
ぶなしめじ(小房にほぐす)
薄揚げ(短冊切り)1/2枚
板こんにゃく(短冊切り)1/2枚
だし3カップ
酒粕80g
塩小さじ1/2
しょうゆ大さじ1
白ねぎの青い部分(細切り) 適宜
《作り方》
①鯨の皮に熱湯をかけ 臭みを抜き すぐに水に取り 冷まし水気を取る
②だしに材料を加え柔らかく煮る。
③調味料を加える。
④味を見て、しょうゆを調整しながら加え、青ねぎをちらす。
*醤油の代わりに味噌などを入れても良い。大さじ1~

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