今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、
この世のすべての国々とその栄華を見せて、
言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」
イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、
主にだけ仕えよ。』と書いてある。」
すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、御使いたちが近づいて来て仕えた。
マタイの福音書 4章 8節~11節
サタンはイエスさまをしつこく誘惑します。何を言うかと思ったら、自分(サタン)を拝め・・・と。とんでもないことを言い出します。そうするなら、この世の栄華のすべてを与えると言いました。この世はサタンが支配しています。ですからそう言えたのでしょう。
しかしイエスさまはそれを無視しました。そう言ったサタンに引き下がれ!と言われ、さらに御言葉を語りました。申命記6章13節の御言葉です。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』
イエスさまは何度もサタンの執拗な誘惑を受けました。その度に聖書の御言葉を語り、サタンの誘惑の力を断ち切って行かれました。
神の言葉、御言葉は武器です。サタンに打ち勝つための強力な武器です。神様の御言葉を剣として用い、サタンの力を断ち切りました。
御言葉を剣として用いたとき、サタンはイエスさまから離れ去りました。
私たちもこの地上で生きています。クリスチャンであってもノンクリスチャンであっても、問題は同じように許されます。けれど私たちクリスチャンには聖書・神様の御言葉があります。様々な問題に対して、神様に対して祈る事はもちろんのこと、神様の言葉を受け、それを武器として剣として用いていくことができます。 剣として用いるとき、確かに問題のただ中にあっても神の平安・やすらぎを受けるのです。また、神様が語られる通りに従う時、問題の解決や解決方法が示されたりします。 神を信じ従う時、神様は言葉をもって私たちを助け守ってくださいます。 神の言葉は武器・剣です。