翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱をかついだ。
七人の祭司たちが七つの角笛を持って、主の箱の前を行き、角笛を吹き鳴らした。
武装した者たちは彼らの先頭に立って行き、しんがりは主の箱のうしろを進んだ。
彼らは進みながら角笛を吹き鳴らした。
彼らはその次の日にも、町を一度回って宿営に帰り、六日、そのようにした。
七日目になると、朝早く夜が明けかかるころ、彼らは同じしかたで町を七度回った。
この日だけは七度町を回った。
ヨシュア記6章12節~15節
モーセが死んだあと、ヨシュアがイスラエルの指導者となり、神がイスラエルの民に与えると約束した乳と蜜の流れる地「カナン」の地に入りました。そして城壁で囲まれた「エリコ」の町にいよいよ入って行く時でした。神はヨシュアに言われました。「見よ。わたしはエリコとその王、および勇士たちを、あなたの手に渡した。あなたがた戦士はすべて町の回りをまわれ。町の周囲を一度回り、六日、そのようにせよ。七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、箱の前を行き、七日目には、七度町を回り、際司たちは角笛を吹き鳴らさなければならない。」・・・と。
エリコをあなたの手に渡した・・・と言っても、まだその時は渡っていませんでした。神様が言われた通りを行なわなければ、エリコを占領することは出来ませんでした。
ヨシュアはその通り、神様が言われたその通りに従いました。その時。エリコの町を取り囲んでいた城壁は崩れ落ちたのです。神様が言われた通りの方法で町の回りを一日一回を六日間、七日目は七回、回っただけでした。六日間何も変化はありません。七日目、七回回ってどうなるだろうと思わなかったのでしょうか。でも七日目、七回回りました。城壁は崩れ落ちました。
神さまが言われる事には、???と思うようなこともあります。けれど従う時、エリコの高い城壁が崩れ落ちた時のように、???が!!!になるのです!