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『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

東久留米の『世界』を読む会・ZOOMの4月例会は、3名で。

2025-04-10 18:53:15 | 日記

東久留米の『世界』を読む会・ZOOM、4月例会の報告

 

 東久留米の『世界』を読む会・ZOOMの、4月例会は、4月9日(水)、午後7時から、3名で行なわれました。

 

■ 今月のテーマは

 ・「常識の革命、あるいは排斥の残りかす」 望月優大

 ・「五〇年後のチャーチ委員会」      若林 恵

 ・「いじめ後遺症 第2回」        斎藤 環

 ・「反差別「地域からの革命」の一五年」 中村一成

   の4本でした。

 

第1テーマ・「常識の革命、あるいは排斥の残りかす」 望月優大

  第2テーマ・「五〇年後のチャーチ委員会」      若林 恵

 若林論稿は、トランプを生んだ原因を解き明かそうとしていて、望月論稿は、その結果としてのトランプ政権の誕生が持つ意味を書いていて、両方とも勉強になった。陰謀論者をバカにしないで、それを生んだ原因がバイデン政権のディープステート的な「検閲産業複合体」にあるとする若林論稿は、少し陰謀論に肩入れし過ぎでは? 望月論稿の、結果として招いた事態は、優位に立つ者が、「自由に」「暴力的に」振る舞う事態を招いているが、「いじめ」の状態を連想してしまう。陰謀論の問題は、兵庫県知事問題など、日本でも重要な問題になるだろう。

第3テーマ・「いじめ後遺症 第2回」  斎藤 環

 第1回で、述べられていた、「トラウマ」の恐ろしさが、旭川の事件で具体的に詳細に説明されて説得力がある。学校、病院などの対応に問題ありと、筆者は鋭く衝いている。被害者に寄り添わない、「ことなかれ」的な対応を批判している。

第4テーマ・「反差別「地域からの革命」の一五年」 中村一成

 この文を読むまで、自分はSNSなどの情報から、外国人への差別感情を自然に持っていたことに気づいた。戦後の歴史が遠いものになっていて、SNSに晒される環境にある若い人には、差別感情が塗り込まれる危険がある。『世界』で目覚めさせられた。これからの日本、世界は、多文化共生社会を目指すべきで、これらのへの対応の重要さが増すだろう。

 などと、話し合いました。

 

■ 4月号のその他のお薦めは

 ・須山 「自由民主主義と国際秩序 再構築の鍵」遠藤誠治

     「「民主韓国」と日本」        権容奭

     「不登校をきちんと迷う」       貴戸理恵

     「ファシズムは読書で、レイシズムは旅で治る」前川仁之

   でした。

 

◎ 東久留米の『世界』を読む会、5月例会のお知らせ

 ●日 時 5月14日(水) 午後7時

 ●zoomでのオンライン開催

 参加希望の方は、メールを下さい。案内を送ります。

 ●持ち物 雑誌『世界』5月号

 ○共通テーマ

 ・「ドイツ 自由民主主義への内なる脅威」 板橋拓己

 ・「テック起業家たちのイデオロギー」   橋本 努

 ・「著名人へのネットハラスメント」高野雅典、永田夏来

 ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。

 ※ 他に、昼の部として、第3水曜、4時から会場で行なう会もあります。

 ● 連絡先 須山

       suyaman50@gmail.com

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