みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

信じ、守るべきことば

2012年12月20日 | ヨハネの黙示録
ヨハネの黙示録22章1-11節


 ヨハネの黙示録もあと二日で読み終えます。
 今回の通読で、私は、この黙示が与えられたヨハネが置かれた状況、またこの黙示がヨハネによって届けられた教会が直面していた状況を思い浮かべました。一気に自分にとっての未来のことだとしないで、当時の教会がここに表わされていることばをどのように受け止めたのだろうかということです。

 きょうの箇所には、「これらのことば」「この書の預言のことば」「この書のことば」と繰り返されます。それは1章1節によれば、「すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため」に神がキリストにお与えになり、キリストが御使いを遣わしてヨハネにお告げになり、ヨハネがアジヤにある七つの諸教会に書き送ったものです。
 「すぐに起こるべき事」ということばは22章6節にもあります。

 そして、「これらのことばは、信ずべきもの」だとあります。ヨハネが、そして諸教会がこれらのことばを完全に理解し、納得できたのではなかったとしても、それは信ずべきものだとして、彼らはこれらのことばを信じて進んだのです。

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 そういえば、ネットバンキングの入り口に最近、「フィッシング詐欺にご用心」などということばが見られるようになりました。「信ずべきもの」「間違いのないもの」だとして利用しているものが、そうではなかったとしたら恐ろしいことです。

 「信ずべきもの」神のことばによって歩める喜びと安心を、改めて思いました。


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