みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

思惑が外れて

2019年07月16日 | サムエル記第二

サムエル記第二 4章

 10日後に迫っている大きな集まりの準備も追い込み。いろいろなことが起こります。昨晩も同労の方とSkypeで打ち合わせをすることができました。昔「鉄腕アトム」というアニメの中で、テレビ電話で遠くの人が話している場面を見て、子ども心に「未来はこんなふうになるのか」と思いましたが、それが今現実になっているのは、驚きですね。

 3章1節の「ダビデはますます強くなり、サウルの家はますます弱くなった」ということばどおりに事が動いているのを、きょうの箇所から見ることができます。サウル亡き後、アブネルによって王と立てられたイシュ・ボシェテが殺されるのです。殺したのはイシュ・ボシェテに仕える略奪隊の二人の隊長。このことからも、サウル家が音を立てて崩壊する様子が浮かんでいます。

 自分の後ろ盾になっていいたアブネルを失ったイシュ・ボシェテ王は「気力を失った」とあります。この機に乗じて、二人はイシュ・ボシェテの寝入りを襲って首をダビデのところに持って行きます。ライバルを殺したのだから、ヘブロンのダビデ王はさぞや喜び、自分たちに褒美を下すと思っていたのです。ところがダビデは、褒美をとらすどころか、彼らを悪者どもと言い、イシュ・ボシェテ王を家の中で、寝床の上で殺すという卑怯なことをしたとして、二人を殺すよう命じます。

 ダビデは、イシュ・ボシェテを敵とは見ていません。このことは、サウル王の時から一貫して変わらない姿勢でした。そしてダビデは、さばきは主がなさるとしていました。ですから、力がない時も力を得た時でも、自分の手でサウルやイシュ・ボシェテを討つことをしませんでした。

 4節には、ダビデの親友ヨナタンの子、メフィボシェテのことが記されます。イシュ・ボシェテが殺されようとしているこの時、しかし、ダビデはサウル王との約束を守って、サウルの家を絶やさないということを、メフィボシェテについての記述は伝えようとしています。これがダビデの思いです。

 自分の思いは神の考えとずれてはいないだろうかと、心を問われます。

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