みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

この国の祈りに…

2019年09月02日 | サムエル記第二

サムエル記第二 21章

 9月とともに空気がひんやりとしてきました。短い秋の始まりのようです。きのうの礼拝には、留学中の方や旅行中の方など、比較的年齢の若い皆さんが出席されました。礼拝出席者の平均年齢がぐっと下がったことでしょう(計算したわけではありませんが…)。当地で良い学びと出会いが与えられるようにと祈ります。

 本章には、二つのことが記録されています。一つはダビデ王が前王サウルと一族の罪の償いをしたこと、もう一つはダビデのために戦った勇士たちのことです。サウルと一族の罪の償いの記事をすっきり理解できるということはないように思われます。どうしてこのようなことを…という疑問が少なからずあります。

 しかしダビデは、神のゆずりとして与えられたこの地が3年もの間飢饉に襲われるということに、自然現象だとは片づけられないものを感じ取ったのでしょう。ダビデは、これはサウル時代の罪だから自分には関係がないとの態度は取りませんでした。

 ここで、ダビデは主の御顔を求めます。神さまに「なぜですか」と尋ねたのです。本章にあるこの出来事が20章の続きであるかは不明ですが、サムエル記にはダビデが何事かを行う前に、「主に尋ねた」ことが何度も書いてあります。もしも本章の事件が20章から続くものだと考えてみると、ダビデが主に尋ねるのは久しくありませんでした。何事か不明な事件が起こった時、神を信じる者には神に尋ねるという道があるのだということに気づかされます。

 「その後、神はこの国の祈りに心を動かされた」との14節のことばを心に留めました。特に「この国の祈り」ということばについて考えます。ダビデが王として治めるこの国は、主が彼らに賜ったゆずりの地です。実りや繁栄があるから主のゆずりの地なのではなくて、そこで神への祈りがささげられていることゆえのゆずりの地なのだと、ここから教えられました。

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