みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

誘い込まれて

2016年05月27日 | 歴代誌第一

歴代誌第一 21章1−17節

 

 木曜日はカトリックの「聖体拝受祭」という祝日。しかし、これは全国の祝日ではなくて、当地ヘッセン州など南部から中西部8州が祝日です。ところが、10月31日の「宗教改革記念日」はドイツ東部諸州が祝日になります。興味深いですね。

 ということで、きのうは午後からこんなものを組み立てました。途中難しいところもありましたが、無事に完成! 達成感を味わいました。

 この章には、ダビデが人口を数えて罪を犯したということが記されています。聖書には、文字通り「民数記」には、二度も神が命じて人口を数えさせたことが記されています。それなのになぜ、ダビデの人口調査が問題になったのかに引っかかりを感じる人も多いのではないのでしょうか。主も人口を数えるようにお命じになったことがある、国も安定して民の支持もあるから人口を数えるのは今だ、という思いに至ったのでしょうか。

 1節に「サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで…」とあります。王としての立場を堅固にしたダビデだからこそ、サタンが狙ったのです。ここに、ダビデのなしたことが罪としてとがめられる理由があります。

 表向きは同じことで、どこが違うのかがわかりにくいことがたびたびあります。だれが見てもよいことであっても主がだめだと言われるのだとしたら、なぜそれをするのかという動機が問われるということではないでしょうか。 達成感をサタンが狙ってということもあるのです。


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