みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

遣わされ、配る

2015年06月23日 | ルカの福音書

ルカの福音書 9章1-17節

 きのうは一日雨でした。以前の日本の梅雨を思わせるような、シトシトとした雨模様。そして、今の日本の梅雨は、亜熱帯のように激しく雨が降るようになった気がします。

 そのようななか、発行を控えている舟喜順一著「聖書が教える救いについて」の校正がはかどりました。あと少し❗
 
 ここには、十二弟子の派遣、ヘロデ王の当惑、五千人の給食が書いてあります。思ったのは、弟子の務めとは何かということ。弟子たちは、力と権威を授けられて主イエスによって派遣されました。主が派遣なさるのだから、そのための必要はすべて主が備えていてくださるというのです。

 また、五千人への給食というしるしが行われた時、弟子たちは自分たちで食べ物を確保したのではなく、全く不十分だと思えるものしか用意できませんでした。しかし、それが主の手の中に置かれ時に、そこに居合わせた人々の腹を満たしなおも余るほどのパンと魚になったのです。ここでの弟子たちの役割は、配ること。

 ソース(出処)であることを、主は私たちに求めておられるのではない、のです。


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