みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

慎み深く

2011年02月06日 | テサロニケ第一
1テサロニケ5章1-11節

 じつは鉄道が好きでして、気が向くと「東京近郊区間一筆書き」をやってみたり、旅先では2本の鉄の道の上を走るものに乗ったりしています。たまに行く海外でもこれは欠かせません。
そして夢見ているのはイスタンブールからアテネまでの列車の旅。途中テッサロニキ(テサロニケ)に寄るのも楽しみです。でも、いつ実現しますことやら…
 テサロニケ人への手紙も残りあとわずか。新約聖書の書簡を読むのは、長い旧約聖書の旅に比べたら、あっという間ですね。でも、長い長い旧約の旅を忍耐して読み続けるので、新約聖書がわかる! こんなことを、いつも思っています。
 「みことばの光」に、「『慎み深くしている』ようにと、繰り返し記しているのも、考えさせられる点である」とあります。「慎み深く」というと、控えめであまり目立たないなどという印象を持ってしまうのですが、ここではむしろ、「わきまえをもって」「分別をもって」「度をすごさずに」、という意味で使われているようです。
 キリストの再臨を待つ教会が、この世にどっぷり浸り切って度をすごすことがないように、酔っぱらって眠りこけてしまわないようにと、いうことなのでしょう。


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