すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

ナイロビ事件の怪

2013-09-24 11:52:16 | Weblog
朝起きてBBCを見ると、まだモール内の掃討作戦が続いている。このような包囲され孤立した建物で4日も銃撃が交わされていることは不思議だ。テロリストは寝ていないのだろうか?まさか三交代制でもあるまい。ケニア政府発表によると人質はすべて解放したことになっている。それならば残るは10人程度のテロリストなのだろうが、その鎮圧にこれほどの時間がかかるものなのか?内務省報道 のように犯人は厳しく罰すると言明するような政府が、テロリストの人命を尊重するとも考えられない。不思議な気がする。大量に催涙弾を打ち込むなどが一般的だが、まさかテロリストがガスマスクの用意までしていることもないだろう。
さらに、映像を見ると、遮蔽物ぎりぎりに拳銃を構えているのが私服の警官か警備員で、その後ろに迷彩服を持ち、突撃ライフルを持った軍が控えている。本来ならそれは逆だろう。テロリストがカラシニコフを持っているなら、警備員の拳銃はおもちゃのようなものだ。報道によれば、また映像の片隅で拳銃を持った私服の西洋人の姿が多くみられる。ケニア政府のコンサルタントらしいが、そんな人間が前面にでてこなければならないほどケニア軍は弱いのか?CNNなどからは犯行グループに欧米国籍の者が多数含まれるとの情報がながれている。
疑問だらけのリアルタイムの映像を見ながら、頭はますます混乱してくる。はっきりしたのは、このテロ攻撃は単純な内容ではないという、おぼろげな認識だ。おそらく、テロリストがすべて射殺・逮捕されても、この事件の余波は長く残るだろう。

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