全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【二条】240CURRY

2019年05月25日 | 近畿


 京都は二条駅からほど近く、スパイスカレーのお店「240CURRY」にて、エスニックニコヨンスペシャル、1200円。
 二条駅を後にして、やや大き目な通り沿いをホテホテと歩いてゆく。京都と言えば「じぷしーはうす」や「リバーブ」のように、京都らしい古民家風の建物にカレー屋さんが入っていることがあったりして、そこへたどり着くまでの街並みも独特だったりするが、今回はわりと都会的な街並みの中をゆく。なんだか京都らしくないような気もする。笑
 そんなことをぼんやりと考えながら歩いていると、うっかり通り過ぎてしまいそうになる。やや古めかしいお店が立ち並ぶ中に、こじんまりとお店はあった。扉をあけると、なんとも食欲を誘うようなスパイスの香りが漂ってくる。

 大阪を発祥に、関西、ひいては全国に広がりつつあるスパイスカレー。その京都でのけん引役のようなお店がこちら。メニューはいろいろあるが、やはりここは日替わりの本日のカレーが4種盛りで楽しめるニコヨンスペシャルだろう。今日は右からパキスタンカレー、フィッシュカレー、ポークカレー、そしてその上にキーマカレーがかかっている。エスニックニコヨンスペシャルでは、バスマティライスでいただけるというのも嬉しいところ。
 見た目にも鮮やかなスパイスカレープレート、パクチーもどっさり、そしてたくさんのアチャールが載っているのも嬉しい。
 カレーもそれぞれ個性的で、ココナッツの甘味が効いたフィッシュカレー、そして野菜の優しい甘味が引き立つパキスタンカレー、対してスパイスの複雑な刺激が前面に出ているポークカレー、キーマカレーは、それでいてトゲトゲしい辛さではなく、しっかり肉の旨みが味わえるスパイス加減だ。
 そのカレーに添えられたアチャール達も、どれも丁寧に作られており、単品でいただいても良い口直しになるし、カレーと一緒にしても、酸味や食感がまた良いアクセントになってくれる。
 総じて非常にレベルの高いスパイスカレー、ここはぜひおさえておきたいところ。



「240CURRY(ニコヨンカリー)」(二条)
京都府京都市上京区竹屋町下る聚楽町863-25 朝田ビル1F
075-821-8240
11:00〜15:30(L.O15:00)、18:00〜23:00(L.O22:00)
不定休
https://twitter.com/currybar240
★★★★

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【赤坂】大阪マドラスカレー

2019年04月10日 | ┣ 東京 (都心・ベイエリア)


 赤坂にオープンした、大阪の名店「マドラスカレー」の初の東京進出となる赤坂店にて、マドラスカレー、800円+トッピングで生卵50円。
 俳優の北村一輝さんがオーナーということで、ネットニュースにもなっていたこちらのお店。大阪出身の北村さんは大阪のマドラスカレーの味に惚れ込み、東京に進出してからもお店に通い続け、いつかこの味を東京に持ってきたいと熱望していたそうで、その夢が今回ついに叶った形となるようだ。
 大阪では現在スパイスカレーが大流行中だが、このカレーはそれよりも前からある、インデアンカレーに代表されるような「大阪カレー」のお店のひとつ。
 お店はカウンターのみ9席ほどで、こじんまりとした佇まいだが、ニュースの影響もあるのか、店の外まで行列ができていた。メニューはシンプルにカレー1種類のみで、サイズが大、中、小、トッピングに玉子とチーズがあるのみだ。

 注文すると、目の前でカレーをよそってくれて、すぐにカレーが到着。
 お皿をライスとカレーで半分に分けるのではなく、全面にカレーがかかっているのが嬉しい。
 一口含むと、まずはフルーティーな甘みを感じる。そして間もなく、ピリッと刺激的な辛さが追いかけてくる。この、甘さと辛さの時間差のハーモニーが大阪カレーの真骨頂。非常に味わい深いカレーだ。
 辛さ自体は、一般的なカレーとしてはやや辛め。そこで、トッピングの生卵にスプーンを割り入れると、玉子が辛さをまろやかに包み込んでくれる。玉子がかかっていない部分と交互に楽しむのもまた良い。
 卓上に備え付けてあるのは、昔ながらの赤い福神漬け。こちらもまたレトロ感もあり、箸休めとしてもちょうど良い。
 そうそう、これが大阪カレーだなぁ、などと思い出しながら、この正統派のカレーが東京でも楽しめるのは非常にありがたい。

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【苗穂】cafe monkeybar

2019年03月17日 | ┗ 札幌


 苗穂のcafe monkeybarにて、とんとろカレー、1200円。
 苗穂駅は、札幌駅の隣という立地でありながら、昭和の面影を色濃く残す木造の駅舎が大好きだった。すぐ隣に大きな車両基地があるのも、鉄道マニアにはたまらない。そんな苗穂駅も、去年の年末に新しい駅舎が完成し、とてもスタイリッシュな駅舎に変わってしまった。とても便利になったのだけれども、古き良き苗穂駅の雰囲気が失われてしまったのが少し寂しい。
 そんな苗穂駅の南口からほど近く、一見するとお店とはわからないような木造の古い建物だが、店の前にある立て看板で、ここがカフェであることに気づく。木の引き戸を引いて中に入ると、重厚なステレオからジャズが流れ、アンティーク家具が並ぶ。一気に昭和の世界にタイムスリップしたかのような感覚にも陥る。

 さっそくメニューを開いてみると、カレーは「ポパイカレー」と称した、ほうれん草をすりおろしたカレーがメインのようで、ココナッツカレーなど他のカレーもあるようだが、せっかくなので、ポパイカレーのとんとろをオーダー。
 ほどなくして、土鍋の中でぐつぐると煮えてカレーはやってきた。
 見た目の通り、緑色がかったカレーはサラサラとしていて、スープカレーのよう。とろとろの豚肉の他、なすやカボチャ、ニンジン等が入っている。
 カレーは、薬膳カレーを標榜しているだけあって、オリジナルブレンドのスパイスがしっかり効いている。しかしながら、ベースはとてもあっさりとした印象で、ほうれん草をはじめとした野菜の優しい味わいが活きている。スパイスもガツンとパンチを効かせているわけではなく、じわじわと後から滋味がやってくる。いわゆるカレーっぽい味ではなく、薬膳スープのような口あたりで、とてもすっきりした味わいながら、物足りなさはなく、食べ進めていくうちにどんどんスパイス感に夢中になってゆく。
 セットで出てくるポテトサラダも秀逸で、こちらもボリュームがあり、満足度は高い。

 カウンターに並ぶサイフォンなども魅力的で、ゆっくりケーキなどを食べながらコーヒーをいただくのも良さそう。また、夜にはお酒に合いそうなアラカルトメニューも豊富なようだ。寒い雪の夜なんかに、窓の外を眺めながら、ゆっくりとお酒を傾けるのも心地良さそう。


cafe monkeybar(モンキーバー)」(苗穂)
北海道札幌市中央区北1条東11丁目21番地
080-3269-0259
月~土:11:30~14:00、18:00~22:00
日祝日:11:30~14:00
★★★★

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【白石】アジアンスープカリー「べす」

2019年03月16日 | ┗ 札幌


 北郷にあるアジアンスープカリー「べす」にて、土日限定のラム煮カリー、1150円にかきあげ(130円)をトッピング。
 札幌新道からすぐ近くで車でのアクセスが便利だが、白石駅からも歩いて約15分ほどで行ける。白石駅の北口から住宅地の間を通り抜けながら、のんびりと雪の残る道を歩いて到着。お店に近づくと、駐車場に止まるたくさんの車に囲まれた建物から、スパイスの香りが漂っているのがわかる。
 けっこう広めのお店は、お昼時を外したというのに意外と席は埋まっている。カレーは、ベースとなるスープが数種類、トッピングメニューが豊富にあり、辛さやライスの量をカスタマイズするスタイル。混雑はしていたが、それほど時間はかからずにカレーが運ばれてきた。

 ごまがたっぷりと浮いた茶褐色のスープに、レンコン、カボチャ、ナス、オクラ、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、うずら卵などの野菜、そして柔らかく煮込まれたラム肉がたっぷりと。アジアンスープカリーを標榜するだけあって、やや酸味が効いた、エスニックな風味のスープがポイント。濃厚な旨みがあり、それを彩るような爽やかなスパイスの辛味のバランスがちょうど良い。
 トッピングのかきあげも、ふわっとした衣がほどよくスープを吸っていて、スパイスと天ぷらの独特なハーモニーがなかなかに美味だった。
 総じてレベルが高く、これだけ人気店となるのもうなずける、ぜひ一度おさえておきたいスープカレーのひとつと言えよう。


アジアンスープカリー「べす」(白石)
北海道札幌市白石区北郷4条6丁目5-15
011-879-8151
11:00~15:30、17:30~21:30
定休日:木曜日
★★★★

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【町田】アッチャ

2019年03月06日 | ┗ 東京 (多摩エリア)


 町田の「アッチャ」にて、チキン野菜カレー、1200円。
 駅からは歩くとけっこう距離がある。町田街道の往来を横目に見ながら、歩道をホテホテとしばらく歩いてゆくと、ぼんやりと「カレー」の看板が見えてくる。シャッターが下りる古びた建物の一角だけが煌々と明かりがついていた。

 店に入ると、饒舌なインド人のマスターがメニューの説明をしてくれるが、初めての人はチキン野菜カレーをまず食べてほしいということで、迷わずにそちらを注文。手際よくキッチンの中で料理を始めるが、その間も饒舌は止まらず、配膳の合間になぜかウクレレを弾きだしたりもしていた。なんだか強烈なキャラクターだが、とても陽気で悪い人では無さそうだ。笑

 カレーが到着。
 見た目にはわかりにくいが、意外と深めなお皿にどっさりとライスと野菜、そしてそこにスープ状のカレーがかけられている。ボリュームはかなり多めな印象だ。「カレーの薬膳効果が薄れてしまうので、カレーを食べている間は水を飲まないほうが良い」というマスターのアドバイスを受け、いざスプーンをカレーに沈めてゆく。
 サラサラとしたカレーは、いわゆるカレー味というよりは、あっさりしたスパイススープといった印象で、少し辛めに調整してもらったものの、刺激もそれほど強くない。思ったよりも素朴な味わいで、野菜などの優しい旨みがしっかり出ているように感じる。チキンや野菜は細かくブロック状にカットしてあるようだ。玉ねぎ、にんじん、大根か冬瓜のようなものも見受けられる。スープに浸ったライスと一緒に食べ進んでゆくと、なんだかお茶漬けをいただいているような感覚にも似ている。
 アーユルヴェーダ、薬膳効果を強く意識したスパイスらしく、刺激はそれほどでもなく、あっさり目のカレーなのに、じわじわと身体の芯から汗をかいてくるのを感じる。マスターは東インドの出身だそうで、いわゆる北インドのものとも南インドのものとも違う、独特のカレーだ。

 それにしてもすごいボリュームで、ようやく食べきるとお腹はパンパン。食後のチャイのサービスもあり、一息つきながらいただいていると、またマスターとのトークが盛り上がってしまった。
 なんとも独創的なカレーで、いわゆるカレー味を求めると面喰ってしまうかもしれないが、思い出すとまた食べたくなる独特の美味しさ、ぜひ一度試してみてほしい。


カレーの店「アッチャ」(町田)
東京都町田市中町2-11-10
042-710-9677
12:00~15:00(L.O. 14:30)、18:00~売切れ次第終了
定休日:木曜日
★★★

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【鴨居】カシミール

2019年02月16日 | ┗ 横浜

 鴨居駅からすぐのカレー屋さん「カシミール」にて、カシミールカレー、880円。
 JR横浜線はなかなか乗ることがないのだけれど、今日はその珍しい列車に揺られている。目指すは、その名前だけで、絶品であることを確信したカレーだ。
 鴨居駅を降りると、若干寂れた風の景色が広がっている。その駅前のロータリーの目の前、横断歩道を渡って、そのまま目の前の雑居ビルの階段を上ると、昔懐かしい食品サンプルのショーケースが置いてある。そこに並ぶドリンクや、グレービーボートに入ったカレーのサンプルの数々。昔懐かしい喫茶店のような雰囲気だ。
 店の中も、昭和の喫茶店かレストランといった雰囲気で、時代を感じるような調度品が綺麗に並んでいる。

 メニューに目を通し、「極辛口、純インド風」と書かれたカシミールカレーを注文。
 ほどなくして、カレーがやってきた。
 カシミールカレーと言えば、湯島のデリーがとみに有名だけれども、これは間違いなくその流れを汲む絶品カレー。デリーのそれとは違い、やや褐色がかっているものの、突き抜けるような辛さと、その奥にある繊細な旨味はまさにあのカシミールカレーだ。
 ニンジンと肉のゴロンとした存在感もかき消してしまうほど、一口一口が刺激的な辛さで、ご飯との相性とも抜群のバランス。辛さと旨みとを行ったり来たりして、どんどん食べ進んでしまう。
 デリー系は、柏のボンベイだったり、札幌のデリーだったり、どれも基本に忠実でありつつも、どこかオリジナリティがある独特の旨みのバリエーションがあるが、このお店もそれに数えられる一つだ。
 なかなか地元でないと降りることもない駅かもしれないが、間違いなくこの店を目当てに訪れて損はない名店だ。


「カシミール」(鴨居)
神奈川県横浜市緑区鴨居4-1-9 オレンジビル2F
045-934-4253
火~土:11:00~15:30(L.O) 17:00~20:45(L.O)
日曜日:11:00~16:00(L.O) 17:00~20:30(L.O)
定休日:月曜日
★★★★
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【高松】めりけんや

2019年02月11日 | 四国

 高松の讃岐うどん店「めりけんや」高松駅前店にて、カレー釜玉うどん、430円。
 香川県内に数店舗を構える、製麺所を備えた、スタンダードな感じの高松のうどん屋さん。コシのある讃岐うどんと天ぷらが楽しめる。JRの駅の目の前にあるこちらのお店は、朝早くからやっており、早朝の移動の前に、朝食がてらうどんをいただけるのが嬉しい。
 讃岐うどんならではの釜玉うどんに、カレーをトッピング。辛さはほとんど無いが、玉子のまろやかさとの相性はばっちりで美味。


「めりけんや」高松駅前店(高松、高松築港)
香川県高松市西の丸町6-20
087-851-4952
7:00~21:00
定休日:なし
https://www.merikenya.com/
★★☆
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【高田馬場】ブラザー

2019年01月17日 | ┣ 東京 (新宿・練馬エリア)

 高田馬場の駅前すぐ近くにあるカレー専門店「ブラザー」にて、チキン野菜カレー、940円。
 駅からは至近距離、駅前の横断歩道を渡ってすぐの路地を入ったところにある。店は非常に狭小で、カウンターのみ6席ほど、防寒のためにビニールカーテンがあるが、食券を買ったり、出入りがあるたびに店内が寒風に晒されてしまうほど狭いスペース。だが、そこに漂うスパイスの香りは本物を予感させ、行列ができることも珍しくない。
 鯖キーマや牡蠣カレーが人気のようだが、初回ということもあり、まずは定番のチキン野菜を注文。
 カウンターで待つこと数分、カレーがやってきた。

 スープ状のサラサラとしたカレーはとてもスパイシーでコクがある。スープカレーと言っても差し支えないぐらいの濃厚なカレーで、しっかりとした旨みがある。そこに入る野菜とチキンは、素揚げしてあったり、うっすらと衣がついていたりと、下ごしらえもしっかりされていて、どれも味わい深い。
 テーブルに備え付けられてあるアチャールも美味しく、狭いながらもとてもレベルの高いカレー。これはぜひ他の人気メニューも試してみたい。


カレー専門店「ブラザー」(高田馬場)
東京都新宿区高田馬場2-19-7 タックイレブン1F
月~金:11:00~15:00/17:00~21:00(昼の部14:30オーダーストップ)
定休日:土日祝日
https://twitter.com/ch_brother0113
★★★★
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【新宿】蒙古タンメン中本

2018年12月28日 | ┣ 東京 (新宿・練馬エリア)

 味噌ラーメンの上に辛口の麻婆豆腐が載った「蒙古タンメン」で有名なラーメンチェーン店中本。麻婆豆腐を丼にした辛口の「蒙古丼」や、唐辛子倍増の「北極ラーメン」などの激辛メニューでも知られ、都内の各店舗それぞれに行列ができるほどの人気チェーンだ。僕も何度も食べに行っていて、辛さを抑えた「味噌タンメン」も非常に美味しいし、辛い物好きとしては「北極ラーメン」もいいけれど、肉や野菜をバランス良く食べられる「五目蒙古タンメン」にすることが多いかなあ、なんて、僕もここのファンであります。
 基本的には蒙古タンメンのお店なんだけど、お店独自のメニューというものがありまして、ここ新宿店の限定メニューとして、上にカレーが載ったあるということで、ひさびさに食べにきました。その名も「インドラーメン」、930円。ラーメンスープは醤油と味噌から選べる。

 出てきたラーメンは、蒙古タンメンの、麻婆豆腐のかわりにカレーがかかっているという按配。このカレーがまた非常によくできていて、インドラーメンの名に恥じない、しっかりと辛味とスパイスが効いたインドカレーになっている。このままラーメン屋にしておくのがもったいないくらい、このカレーだけで普通に人気インドカレー店ができそうな勢いだ。
 そのカレーがラーメンスープと混ざり合う。味噌スープとの相性は如何なるものかと心配にもなったが、これがまた意外によく馴染み、味噌スープにピリッとした辛さの存在感と、ほのかにカレーの香りを残してくれている。ボリューム的にはカレーはやや少なめに感じるが、ラーメン屋としては正しい姿なのだろう。笑
 どうしてもカレーばっかり食べたい人は、インド丼というメニューもある(というか、このブログ的には、そっちを紹介したほうが正しかっただろうか)。


「蒙古タンメン中本」新宿店(新宿西口、西武新宿、新宿)
東京都新宿区西新宿7-8-11 美笠ビルB1F
03-3363-3321
11:00~24:00
http://www.moukotanmen-nakamoto.com/
★★★
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【半蔵門】プティフ・ア・ラ・カンパーニュ

2018年12月22日 | ┣ 東京 (都心・ベイエリア)

 半蔵門にある欧風カレーの名店「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」にて、ビーフカレー、1350円。
 随分前からレトルトカレーになってたりもして、名店と名高い店ではあるが、それもそのはず、あの神保町の名店「ボンディ」出身の方が立ち上げた欧風カレー店ということで、イヤでも期待が高まってしまう。
 土曜日の夕方という時間帯、雨降りと言うこともあり、人通りはまばら。オフィス街とも住宅街ともつかないような通りを歩いてゆくと、趣のある看板が見えてくる。
 味わいのある洋館といった感じの建物の扉を開けると、中はアットホームな雰囲気。大きなホールではなく、個室のように細かくテーブル席が壁などで隔てられている。とても気立ての良さそうな女性の方が丁寧に注文をとってくれた。

 カレーの前に、ポテトがやってくる。そう、これもボンディでおなじみの欧風カレースタイル。ホクホクのじゃがいもをつまんでいると、ほどなくしてカレーがやってきた。
 チーズがまぶされたライスの上に、丁寧にグレービーボートからカレーをすくってかけてゆく。ゴロゴロとはいったビーフはどれも大き目でボリュームがある。
 濃厚なビーフカレーは、しっかりとした旨みがドサッと舌の上に乗っかる感じがする。コクがあり、チーズの甘味とも相まって、口の中に重厚なハーモニーが生まれてゆく。後からじわじわと辛味もやってきて、濃厚な中にもエッジの効いた後味は、ついつい次の一口を欲してしまう。

 ボンディとも遜色ない、非常にレベルの高い欧風カレー、多少値は張るものの、ぜひおさえておきたいカレーのひとつだ。


「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」(半蔵門、麹町、市ヶ谷)
東京都千代田区一番町8-13 日興ロイヤルパレス一番町1F
03-3234-4416
月~土:11:30~21:30(L.O.21:00)
定休日:日祝日
★★★★

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