空蝉ノ詩

蝉は鳴く。地上に生きる時間は儚く短い。それでも蝉は生きていると。力の限り鳴き叫ぶ。私も今日、力の限り生きてみようか。

338編 薄幸の女

2018-01-08 19:34:58 | 読書ノート
冬 関東平野の夕焼け
浅田次郎 『夕映え天使』 新潮文庫

短編集で冒頭に「夕映え天使」の小説

素性も話さず、名前を変えながら生きている中年の女
女性にもてない男からの優しさをも振り切り
紅葉の季節に 軽井沢で自殺した薄幸の女

彼女は
どんな風景を最後に見て
死んだ(自殺した)のであろうか 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿