太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

2011.3月初旬から中旬

2011-03-13 | 大学
 3月は、追いコン、卒業の季節であるがその前に、3年生の中間発表という私にも学生にも大きなイベントがある。中間発表は、11日にあり無事に終了した。その前の1週間は、その準備に追われた。3/8にゼミで発表してもらい、学部4年生や他の参加者からの意見をたくさんもらった。翌日(3/9)は、林研との合同読み合わせであった。一晩で彼女たちは、内容をかなり改善させ分かりやすいものになっていた。学生ももう一度、もう一度と言って来るので1週間で6度ほどの私との読みあわせをした。

 今年のテーマは、歩行の一般的な代償動作の膝関節への影響と膝屈曲サポート装具の脳卒中片麻痺患者さんへの応用を試みる内容である。どちらも臨床的であり、装具に関しては正に患者さんを対象とした介入研究となる。発表では、建設的な意見を頂いているため、再度デザインを検討して今度は倫理委員会への申請をする。毎年のことであるが、4年目にしてやっと自分が落ち着いてきた。学生の発表は、良い出来であった。レーザーポインターを利用してしっかり説明をするように言ってあり、彼女たちも練習したが、手が緊張で震えているのが良くわかった。それはそれで初々しく感じた。

 3/11は、修士1年の中間発表があった。午後からは弁天島で整形外科医のクローズドなセミナーがあり、そこに昨年同様参加予定であったが、地震の影響で中止となった。

 さて、3/13本日は、引越し前日で、最後の荷造り。リホームは、まだ終わっておらず、荷物を搬送後は家内と私の実家を移り渡る生活となる。留学前のことを思い出す。