止まらず一歩

何かをさがして
舞台を増やしたり変えたりしながら
それを残していこうと思います

「独立国家でありたいという気持ちを少しでも持っているのかね。」とプーチン大統領に言われています。

2018-05-20 08:54:07 | Weblog
(2018-05-19 10:22 谷間の百合)

総理は24日から27日の日程で訪ロします。
成功の目算でもあるのか、世耕通産大臣は歴史的な会談になると言っています。
どこを見回しても日本にとって有利な材料があるとは思えないのですが、会談を盛り上げるためにホラを吹いているのでしょうか。
プーチン大統領がこう言っています。
   「日本は日米同盟に縛られている。それは分かるが、独立国家
   でありたいという気持ちを少しでも持っているのかね。どうやら
   持っていないみたいだけど、そういう国とは真面目に話はで
   きない」
主権のない国との交渉の虚しさのように聞こえます。
大事な商談を決めるのに代理人では務まらないでしょう。
代理人ならまだしも、恥かしいことに使用人ではありませんか。
しかし、
日米同盟に縛られるのは分かるが、少しでも独立したい気があるのかと言われているのは、わたしたち国民ではないでしょうか。
少なくとも、わたしにはこの言葉が胸に刺さりますが、日本国民の内のどれだけの人の胸に刺さるでしょうか。
1%?いえ、0.01%もいないでしょうね。もう、革命家が現れるか、何らかの力学が働いてタナボタ式に主権を回復するかしかないように思います。
国内に米軍基地がたくさん存在していても何も感じない。
危険なオスプレイをアメリカに言われるままに購入しても抗議行動も起きない。
もう、総理の問題ではないのです。
「金だけ、今だけ、自分だけ」は政治家だけではないのです。
政治に無関心で、選挙に行かないことを自慢するような国民も同罪というか、そういう国民が「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家を選んできたということです。
歴史的な会談というからには、領土返還か平和条約締結しかないのですが、あり得ませんね。
もし、あり得るとしたら、プーチン大統領とトランプ大統領の間で話がついているということでしょう。

佐川さんが不起訴になったことが国民の間にどれほどの徒労感、不毛感を与えたかは想像に難くありません。
嘘はセクハラといっしょで罪にならないのですね。
信賞必罰が崩壊した社会は、「力」だけがものを言う社会です。
お金も地位もない人間は淘汰されていくだけです。
それが着々と進行中です。(了)



   2016年11月9日
   モスクワを訪れた谷内正太郎国家安全保障局長は、ロシアの
   パトルシェフ安全保障会議書記と予備交渉に臨んだ。
   ロシアが歯舞・色丹の2島を返還した場合、そこに「米軍基地
   が置かれることはないか」とパトルシェフ書記が念を押した。
   谷内局長は「米軍基地が置かれる可能性はある」と答えた。
   そんなバカな
   返してやった島にアメリカの軍事基地をだつて
   ロシアにとってとうてい頷ける話ではない。
   それを承知の上で・・・アベは何しにロシアに
   まさか、バカの一つ覚えのゴルフでもあるまいし