『見ました!』鋼のB級魂

B級時々A級。アジア時々ハリウッド

見ました!『ミートマーケット ゾンビ撃滅作戦』

2004-10-29 | B級以下!
レンタル屋に行って、パッケージを見ただけで「ああ、こりゃやばいでしょ」と思われるものがあります。
そう思いつつスルーしていたんですけど・・・。
いや、心の中ではずっと恋焦がれていたのかもしれませんが・・・。
ついに見ました『ミートマーケット ゾンビ撃滅作戦』
ちなみに、リンクページの上段にはパート2の『~人類滅亡の日』の解説がありますが、下の方に『~ゾンビ撃滅作戦』の紹介文があります。

あらすじは・・・いいですね・・。もう紹介ページでおなかいっぱいですね。

ちなみに、この作品中のゾンビは「ナノマシン」で作り出されたものです!
元々医療用に開発されたナノマシンが、癌細胞どころか、人間を食い尽くしてしまった。というものです。
で、何の前フリもなく出てくる吸血鬼。よくわかんないプロレスラー、主人公と思われる男女も、キャラ設定がいまいち薄いです。
だらだらとゾンビが出てきて、撃って、食われて・・・。
山場がない作品です。
ときどき、特殊メイクがはがれたゾンビも出てきます。
あれ?さっき、頭ぶち抜かれたよな?と思うくらいの使いまわされたゾンビも出てきます。
正直、恐くないです。

でも、見る前から「絶対見たら損する」と思って見たので、損した気分はあまりありませんでした。
一週間レンタルで100円でしたし・・・。

しかし、パート2は・・・かなり見たいなぁ・・・。
ゾンビを食う、ゾンビと共存する・・・ってのがそそられますなぁ・・・。
まあ、そそられてるのは俺含めて数人でしょうが・・・。

見ました!『女はみんな生きている』

2004-10-28 | その他
フランス映画は実のところあまり好きではないんですけど
『女はみんな生きている』
このタイトルだけで見てみました。
原題は『Chaos』・・・ううむ、また失敗したかな・・・。
フランス映画にいい思いではないんですよ。いつも見て損したと思う。
男と女が出てきて、「じゅばーん」とか「もなー」とか「ずぼーん」とか言いながらぐちゃぐちゃ考え込んでみたりくっついたり離れたり・・。
しかし、この作品は痛快!

主人公は主婦。ダンナと車で出かけている時、血まみれの女性が助けを求めてくる。
ダンナはとっさにドアをロックし、通報もせずにその場から離れる。
その女性は、数人の男に殴る蹴るの暴行をされる。
その女性を心配した主婦が次の日から、その女性の入院先をつきとめて、付き添う生活をはじめる。
そこに現れる暴行犯。
回復を待って逃げる主婦と女性。
その女性は娼婦。
逃亡、そして、主婦と娼婦の反撃がはじまる!
巨大売春組織をぶっつぶす!ついでに主婦はダンナに仕返し!言うこと聞かない放蕩息子にもお灸!


この作品で好きなのは、女は全員耐える立場。男はみんな好き放題。ってところ。
また、娼婦はイスラム系で、人種的な差別も描かれている上に、娼婦であることから、イスラム社会からも差別されている状態。
しかし、この娼婦はただの娼婦じゃない!
大富豪をたぶらかして、財産を持っている!
頭がいい。行動力がある。そして、主婦役の役者もいい。見ている間にどんどんたくましく見えてくるから面白い!

ええと・・・、特に女性にはおすすめ!
見て損ナシ!

見ました!『グシャノビンヅメ』

2004-10-25 | 日本
やっと借りれました『グシャノビンヅメ』
監督はインディーズ界では有名らしいんですけど、知りませんでした山口洋輝。

舞台は、日本語圏の国家。
階層に分けられた世界で、人々はエレベーターを使って階層を移動して生活している。
「138階層貧民と肉体労働者の町コロバザジップ」
のようなセリフ、テロップが流れますが、テロップの文字はどこの文字にも無いような文字。
人民は、監視局と呼ばれる治安維持部隊に監視されながら生活している。
この国では、タバコは所持だけで重罪になるらしい。クスリなどはフリー。
主人公の少女がエレベーターに乗るところから話は始まる。
ちなみに、エレベーターが交通手段の全てであり、エレベーターガールが案内し、運行している。
そのエレベーター内に、監視局から連絡が入り、急遽「99階層監獄の街」に臨時停車する。
2人の囚人と一人の監視局員が乗ってくる。
そして、爆発により、エレベーターが停止する・・・。


エレベーターの中という閉鎖空間で話が進んでいきますが、さすが、インディーズ出身監督。低予算で効果的に異世界を表現するのが上手いです。
エレベーターの中ってだけで、息苦しくなるような雰囲気がわかりますし、緊迫感のある話の展開、主人公の少女の記憶のフラッシュバックも面白い。
数々の謎が散りばめられていますが、そのへんは、スカッとラストで解決してしてくれる上に、とりあえず見てると予想がついてしまったラストシーンも逆に「ほぉー」と含みを残してくれて、後味は悪くなかったです。

見て損ナシ!
ただし、暴力シーン、血のり多目なので、そのへんダメな人はちょっと見ない方がいいかも。
しかし、エレベーター内での拘束状態で人間が本性を現してゆく様を丁寧に描いておりますし、途中、見ている者を撹乱するかのような映像表現は、撹乱されて気持ちいい・・・って感覚でした。
まあ、それもこれもラストの謎解きが明快だったからですけどね。

これで、投げっぱなしだったら・・・怒ってたかも。

見ました!『D.P』

2004-10-22 | 日本
『愛のソレア』で奥様層にも人気急上昇の半田健人主演『D.P』です。
記憶をなくした男女6人が地球上であるということくらいしかわからない場所で目を覚ます。
強化ガラスのようなもので結界をはられ、そこから外へはいけない状況。
突然現れる黒コートの刺客。
刺客を倒したら、忽然と消え去ります。
また、刺客は、望んだらどこからともなく武器が手に入ります。
時間が経つごとに縮んでゆく結界。
記憶を失った者達の体には謎の「D.P」の刻印が・・・。
次々と犠牲者が出る中、果たしてこの結界から脱出できるのか?


ってな、内容です。
一瞬『KILL鬼ごっこ』を思い出して、ああ、またか・・・とか思ってしまったわけですが・・・。
まあ、なかなか緊迫感のあるアクションシーンだし、ワンカットだけですが、真正面から銃弾が発射され、顔をかすめて飛んで行くCGはちょっと燃えました。

しかし・・・記憶の残像って、恐ろしいもんで、半田健人はファイズに変身しそうだし、ガオブラックも出てくるし、ウルトラマンガイア、仮面ライダー龍騎にも出てきた役者も登場するし・・・、はいいんだけどね・・・。

で、女優陣ですが・・・まあ悪くないですが萌え要素ナシでしょう。

ええと、ここから、ネタバレギリギリの話になります。

もし、見ようと思っている方は、ここから先見ないでください。




で、謎はいくつかありますがまず「D.P」の刻印はどうやら「デスペナルティ」らしいです。
で、なぜ、この男女が結界に集められたのか?
最後まで見ても全く説明されません。

この結界は何なのか?
最後まで見ても全く説明されません。

なぜ、刺客は倒すと消えるのか?
最後まで見ても全く説明されません。

出口は?半田健人の運命は?
全く説明する気も無いようです・・。

つまり、お話投げっぱなし!

これは・・・すげぇむかつく作品になってしまってます・・・。
まあ『KILL鬼ごっこ』は、全ての謎が明快に説明され、後味悪いながらもちゃんと話をしめくくってくれた・・・んですけど、
どうやら、尺が余ってしまったらしく、その尺の余りを出演者が踊って埋める・・。という激しく脱力感の残るエンディングだったわけですが・・・。

工場長の密かな楽しみ

2004-10-21 | 駄文
え?私ですか?
うはははははは・・・よく聞かれるんですよ
「何やってる方ですか?」
って。
ええ、まあ、職人です。一応、3代目工場長です。
いい立場?ぜんぜん!自営ですから。
でも、まあ、ここんとこ、ちょっと注文減りましたけど、いい仕事してますからなんとか食っていけますよ。

は?ビデオ?ええ、全部見ますよ。

ううん・・・やっぱ工場長がちゃんとした技術持って、しっかり働かないと工員もついて来ないですし。
ウチには職人肌のがたくさんいますからねぇ・・・。
どうです?今日の三日月は?キレイでしょ?鋭いでしょ?
仕上げは必ず私がやります。

けっこう神経使いますね。簡単そうに見えるみたいですけど。
ささくれだった気持ちで削ったら、こっちの心がその分削られるんです。
大事なのは集中力。

は?ビデオ?ああ、こっちの平べったい方は返却です。

あと、内緒ですけど・・・。
上限の月と下弦の月の間の真ん中の部分ね。
あれ・・・食べれます・・・。
はい、おいしいです。
ガキの頃、オヤジがよくお土産に持ってきてくれたなぁ。
工場長の特権で、真ん中の一番柔らかいところをね。

は?ビデオ?タイトル?いやぁ、言ってもわかんないでしょう。有名な映画のはないですから。

ああ、そうですそうです。炭坑節歌いますねぇ。
でも、最近の職人は洋楽とかかけるんですわ。
まあ、それも関係なしで炭坑節歌いますけどね。
ああ、ムーンリバーもいいBGMですねぇ。
ムーンライトセレナーデも乗りますねぇ。ええ、八分月のときなんかいいですねぇ。

は?ビデオ?ううん・・。なんか心の栄養。


よもやま話:三日月工場
お玉つれづれ日記:三日月工場が見える丘

見ました!『シルミドの呪い』

2004-10-21 | B級以下!
俺は・・・なんという作品を見てしまったんだろうか・・・。
韓国発『シルミド』は、金日成暗殺のために結成された648部隊31人の悲しい話です。
兵士一人に上官一人づつで、徹底的に昼夜問わず訓練させられる兵士たち。
過酷な訓練に死者さえ出ます。
しかし、その暗殺計画は中止になり、648部隊の存在は闇に葬られるとともに、兵士31人は3年の間シルミド島に監禁状態になり、ついには、648部隊兵士皆殺しの命令が出ます。
兵士たちは反乱をおこし、上官を皆殺し。ソウルに渡って、バスを乗っ取り、軍と銃撃戦の末バスごと爆死・・・。

というやりきれない話。

なんだけどぉ・・・。

俺が見たのは『シルミドの呪い』です!
ええ、ホラー作品ですとも。
まあ、シルミド島の悲劇をふまえた上で・・・その35年後、取材でシルミドを訪れたテレビクルー3人に襲いかかる呪い・・・。
って話なんですけど・・・。

ええと・・・、もうね・・。
根本的に違うんだけど、うちのばあちゃんに聞いた笑い話がいい例えになる作品です。
ばあちゃんの話してくれた笑い話・・・行きます。

 昔々、丹波笹山に、一匹の大きなヘビが住んでいた。
 そのヘビは、大木のような太さで、大きな口でイノシシなんかひと飲みにしてしまうくらいの大きなヘビでね。
 時々、人の通る山道に現れては旅の人を飲み込んでしまう。
 そこの山道を通らなければ街まで買い物に行けない村の人は困って困って、ある日、庄屋の家に集まった。
 「庄屋さん、あのヘビは、なんとかなりませんか?」
 「そうだなぁ。今、街にすごい剣豪が立ち寄っているらしい。その人に頼んで退治してもらおう」
 と、庄屋さんは、手紙を村一番のイダテンに持たせて街まで使いを出した。
 剣豪は快く、引き受けてくれた。
 
 剣豪は、ヘビを探しに山に入った。
 うっそうとした山道は、昼間でもまるで夜みたいな暗さだった。
 でもね、ヘビってね、そろりそろりと近づいてくるんだよ。
 剣豪の姿を見かけたヘビは、そろり・・・そろり・・と近づいて長くて赤い舌をちろり・・ちろり・・と出して剣豪を食べようとした。
 でも、さすがは剣豪。その気配に気づいて刀を抜いてこう言った。

 「そこにいるのは”だいじゃ”(大蛇・・・誰じゃ・・・)?」

ええ・・・どうでしょう?こんな感じです。
つまり、DVDのチャプターの12の前半くらいまでが前フリです。
で、12の後半でやっと呪いっぽいシーンが出てきます。

え?チャプター13は?
ありません・・・。

しかも、ものすごいことに・・・特典映像の予告編を見たら・・・その数少ない呪いっぽい部分がしっかり収録されちゃってるんですけど!

見ました!『ドミノ』

2004-10-21 | ホラー
みぃ~たぁ~なぁ~!
香港発のホラーです。まず言っておきます『秀作』です!
もちろん、ホラーとして。
ドミノ
パッケージにも偽りなしです。
香港発のホラーといえば、カルマカルマ震える記憶ではありませんのでご注意)が非常に良かったんですが、カルマはホラーというよりもホラー風味のいい話、泣ける話なんですよ。もちろん、見て損は無いですけど。
『ドミノ』ですが、原題は『Office有鬼』直訳すると『会社にいる霊』ってとこですか。
香港のとあるビルには「7月になると9人の犠牲者が出る」という噂があり、白い女が目撃され、次々と死者が出る・・・。死者のそばには”一”から”九”までの文字が・・。
で、映像表現が非常にオーソドックス!オーソドックスに恐い!
私は、会社で残業とかしたことはないんですけど、普通、残業するときって、みんな自分の机の上だけ電気つけて、あとは消すんですか?
ホラーの残業風景は、必ずそうですよね?
あと、深夜のトイレだ!
深夜のトイレの一番奥の扉に向かってケラケラ笑う女。
その女が自殺死体で発見される・・・死に顔は笑っている。
しみじみ恐いです。
期待していた、ウギャーとかドカーンとかは少な目です。
謎→謎解き→どんでんがえし→さらに謎解き→でも終らない・・・。
そのへんの作りがなかなか・・。

で、この監督・・・。

みぃ~たぁ~なぁ~?  呪怨を・・・

いや、いいんですいいんです。ちゃんと作ってくれれば。
理解してパクってくれればいいんです。
と、いうわけでいい例です。

しかし、まあ、ちゃんと「いい話」も混ざってるところが香港発って感じ。
見て損ナシ。

見ました!『デスサイト』

2004-10-20 | ホラー
ダリオアルジェント監督作品『デスサイト』・・・と来てパッケージイラストを見ますと・・。
勘違いしてしまうよなぁ・・・。
インターネットを覗くとバケモノが・・・って感じのを想像しちゃうよねぇ・・。
しかし、原題は『CARD PLAYER』

主人公の女性刑事にメールが届く。
メールの主は、女性を監禁し、ポーカーの勝負を持ちかけてくる。
5回勝負で3回勝てば女性は解放する。また、1回ごとに負ければ女性の指を切り落とす。
勝負を受けなければ即殺す。


って感じ。
まあ、ドカーン!うぎゃー!なしのサスペンススリラーって感じですか?
お話的には、なかなか緊張感があって、まっとうな作りになってます。

しかし・・・
もう一回パッケージ見てください

この仮面の男・・・出てきませんから!

しかも、仮面の男が持っている凶器・・・出てきませんから!

もう、日本の買い付け業者にやられっぱなしですから・・・。

Crescent Moon

2004-10-19 | 駄文
このブログ、映画鑑賞記録専用なんですけど、ま、たまには駄文も書きましょう。
♪お玉つれづれ日記♪ ~沖縄美人画報~:Hasta Luego ― さよなら月の猫 ―にインスパイアされまして・・・。

 嫌なことを忘れるために車を飛ばす。
 俺のことなんか誰も知らないだろうと思われる小さな街まで来て夜になる。
 
 突き刺すような三日月
せっかく手に入れた愛の輝き・・・砕けるのがこわくて・・・
 子供ができてはじめて、何の打算もなく無邪気に愛を請う瞳と、無償の愛を与える気持ち
 そんな気持ちを手に入れた俺
三日月の新台に寝転び黙って添い寝して 言葉で話しかけずに目で問いかけて・・・
 
 奪われるまで気づかなかった至福。

 寂しいから・・・と自分に言い訳して。
 心の中が空っぽになったからと言い訳して。
 見知らぬ街から見知らぬ人を選び。
 唇さえ湿らない・・・腰の辺りのねばった感じが少し軽くなるだけの行為。
私の中の猫は鋭い爪かくしてじゃれる・・・
 
 不意に襲ってくる猛烈な痛み。
 体の中から掻きむしられるような痛み。
 嘔吐。
 いつもそう。こんなことすると必ずだ。
 
 突き刺すような三日月

 俺の右胸を切り裂いて爪が見えてくる。
 俺の中の子猫。
 青い子猫。
 
 ぽーんと俺の中から出て地に降り立って俺を睨む。

 その姿が、子猫から少女、そしてもう少し大人へと変わってゆく。
未来を裏切ったなら・・・多分・・ユ ル サ ナ イ・・・・・・

 すっと間合いを詰められ、振り下ろされる鋭い爪が、俺の両の瞼をかすめる。
あなたの生き方を教えて・・一秒ごとに・・微笑みの翳りも、月夜に曝してみて
硝子の波がうねっている・・・あんなに破片で傷ついたら透明な血を流すの・・・・

 流れ出す血が目に入り、嗚咽とともに大量の涙を流す。
 涙で洗い流された目に映るのはただ突き刺すような三日月。

 『未来を裏切ったなら・・・』

 もう、裏切らない。
 
 っつーか、自分に負けね!
 今度負けそうになったら、また月夜に俺を切り裂きに来てくれよ。

 なあ、青い猫。







文中の青文字は、中島美嘉『Crescent Moon』より抜粋
作詞:松本隆

見ました!『メール in the site』

2004-10-19 | ホラー
何度も書いてるけど、ジャパニーズホラーって、『いつ自分にふりかかってもおかしくない』恐怖とか、『わけわからないけど妙な説得力がある』恐怖、で結局『なんでやねん!』っていう終わり方で後味が悪い・・・と。
間違っても、白塗りの子供=ジャパニーズホラーではないのよ!
ってなわけで『メール in the site』見ました!
いや・・・このアマゾンのレビューさぁ・・・投稿する方も少しは考えようよ・・・。思いっきりネタバレ書いてるじゃん!!

さて、お話ですが・・・・メールが来るわけですよ。で、メールに書かれたリンクをクリックしたらパソコンがフリーズして画面いっぱいに「おいで、おいで」と・・・。
で、気が付いたら変な世界。
ってなわけで、主演の大谷みつほ・・・萌え。
最近見ないですよね。いい感じなのに・・・あれかな?無闇に健康的なのが良くないのかな?目が大きくて、口も大きめなんだけど、いい感じでしょ?
で、もう一人、ごぶさたしてました宍戸留美様・・。お元気でしたでしょうか?

というわけで、見所は大谷みつほと宍戸留美で間違いありません。

で、まあ、数人の女性が変な世界に閉じ込められるんですけど・・・
「ここ・・・インターネットの中かもしれない・・・」
って思うかい!どう見ても、おかしな洋館じゃないか!
そして、その洋館の中に突然現れる謎の黒づくめのラバースーツみたいなのを着てカギ爪を付けたヤツ・・・見た目一言で言うとジョジョのスタンド(後期の)みたいなの。
女性たちの持つ携帯電話が鳴ると、どこからともなく現れて、殺しに来る。そのスタンドみたいなヤツを見た、とらわれた女性の一人が、
「アレ、私の彼氏かもしれない・・・」
とつぶやくわけですが・・・とりあえずどんな彼氏なんだ?という疑問を蹴っとばすかのように、そのセリフが何の複線にもなってないです!
しかも、とにかく最初から最後まで恐いポイントは白い顔の子供のみ!

本家『呪怨』はリメイクってだけじゃなく、監督自らハリウッドに乗り込んだってのに・・・。

まあ、しかし、久々に大谷みつほがいっぱい見れたことを考えると、レンタル料77円の半額で34円は高くない・・・と思いました。