ずいぶん古い話になるが、季刊誌で「銀花」と言う本が好きで
ずぅ~と愛読していた。
今でも私の本棚には、その当時の本が数十冊は残っている。
その中の一冊に1990年の特集として『漆人 角 偉三郎が辿る漆街道』
と言うのがある。たしかにその中に、星の話があった。
昔の本を引っ張り出して読むのも、なかなかいいものである。
あっと言うまに時間がたってしまった。
そうそう話は、五つ星の事で・・・・
この本から、引用させてもらうと、素材と道具と作り手を表した三つ星
さらに、使い手も大切と気づいてからの四つ星、ブータンの旅で、
それらすべてを超える大いなる力を、五つ星と書いてあった。
又、星の数は、角さん自身の「漆街道の歩みだ」とも書いてあった。
この器たちも使いつづけて、かれこれ15年ぐらいになる。
ますます風合いが出てきた。嬉しいかぎりである。