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真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかない。

2005-11-13 11:00:36 | ひとりごと。
---真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかない。---

このところ、
以前、私が講師をしていた専門学校の生徒たちから、
内定が出たとの、嬉しい報告メールが続く。

みんな女の子たちなのだが、
本当に皆、真面目で、頑張り屋が多い。

中には、フリーターでもいいと思っている、といって
バイトを続けると言う子もいる。

本音を言えば、新卒採用を棒に振るなど、とてももったいないけれど、
本人がそうしたいと言うのなら、仕方のないことだし、それもいいかと思う。

とにかく、「働く」こと。

働いて、お金をもらって、それで生きていくのだ、ということ。

働かなければ生活していけないのだ、ということ。

大人になったら、働いて当たり前なのだ、ということ。

それに伴う責任と自覚。

一つの仕事をなし終えた時の、何にも変えがたい充実感と達成感。

仕事を通してしか身につかないもの、感じられない感覚の、

なんと多いことか。

授業のうちそとで、折に触れその話はしてきたのだが。


中には、地元に帰って家事手伝いをして、結婚でもするから
働くつもりはありません、という子もいる。

本人がしっかりした意識をもって決意をしたことなら
周りが何を言う資格もない。

だけど、「結婚でもするから」というところがひっかかるのだ。

結婚というのは、年齢でするものではなく、大人がするものである。

そして、大人とは、精神的・経済的に自立できて一人で生きていける人のことである。

まだ20代という若さで、この「精神的:経済的に自立する」ことの確立が定かでないまま、
結婚をあせってしまわないように。
それだけを思う。

20代は、自分を確立するとき。
決して、「自分探し」だの「ここではないどこか」だの、うわすべりな言葉に踊らされないように。


みんな、「自分探し」、という言葉をよく使うのだけれど、
私はそのたびに、ほっぺたをつねってごらん、と言う。

痛い。痛いというのは今、ここで、生きている証拠である。

今、生きている。どこへ探しにいこうというのか。

あなたは今、この時を生きて、ここにいる。

それを忘れないで。

しっかり。地に足をつけ、ずんずん、ふんばって、歩いて行ってください。

そして、仕事をする喜び、を一日も早く、感じられるように。
そうしたら、また、メールください。

真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかないのです。


待っています。

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