すぴか逍遥

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さまよい歩いて書き留めたい。

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BSプレミアム「歴史館」で吉田松陰を見た

2012-08-30 23:33:07 | テレビ
いつも楽しみにしている番組です。
今夜(8時~9時)は吉田松陰「白熱教室」でした。吉田松陰についてはきれぎれな知識しかなく、本も「吉田松陰」海原徹著、(このテレビに出ていらっしゃいます)ミネルヴァ書房発行を持っているだけ。

それにこの「歴史館」という番組はいろんな角度からの紹介なので面白くよく見ています。

ただ説明するのは難しいので、今回雰囲気だけでもとデジカメで撮ってみました。

 
 こんな雰囲気ではじまります。左から渡辺真理さん、明大:斎藤教授、
 東京学芸大:大石教授、 京都大:海原名誉教授 
 
 進行はいつも渡辺真理さんですが、ゲストは毎回変わります。
 
 野山獄の3畳の部屋からはじまった松下村塾、素晴しい活躍をした人たち。
 

 


参考 
     海原 徹 著
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萬葉の花 オミナエシ他

2012-08-28 21:06:10 | 万葉集(花その他の和歌いついて)
8月28日朝、葛の花を探そうと出かけたのですが、あてにしてたところにはなくススキとオミナエシを撮ってきました。

オミナエシは集中14首あります。
    
   現代名:オミナエシ       萬葉:ヲミナエシ(女郎花)

  
  オミナエシがいっぱい咲いているところは見事です。  
  
  大きくしてみました。
  
  朝早くから蜂はもう蜜をせっせと集めていますs



1. をみなへし 佐紀沢に生ふる 花かつみ かつても知らぬ 恋をするかも
                    4/675 中臣女郎(なかとみのいらつめ)

2. をみなへし 佐紀沢の辺の 真葛原 いつかも繰りて 我が衣(きぬ)に着む
                                  7/1346

3. をみなへし 秋萩交る 葦城(あしき)の野 今日を始めて 万代(よろづよ)に見む 
                                  8/1530

4. をみなへし 秋萩折れれ 玉鉾の 道行きづとと 乞はむ子がため 
                    8/1534 石川朝臣老夫(いしかはのあそみおきな)

5. 萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花
                    8/1538 山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)

6. をみなへし 佐紀野に生ふる 白つつじ 知らぬこともち 言はれし我が背
                                  10/1905

7. ことさらに 衣は摺らじ をみなへし 佐紀野の萩に にほひて居らむ
                                  10/2107

8. 手に取れば 袖さへにほふ をみなへし この白露に 散らまく惜しも
                                  10/2115

9. 我が里に 今咲く花の をみなへし 堪(あ)へぬ心に なほ恋ひにけり
                                  10/2279

10.秋の田の 穂向き見がてり 我が背子が ふさ手折り來(け)る をみなへしかも 
              17/3943 守大伴宿禰家持(かみおほとものすくねやかもち)

11.をみなへし 咲きたる野辺を 行き廻り 君を思ひ出(で) 廻り(もとほり)來ぬ
              17/3944 掾大伴宿禰池主(じょうおほとものすくねいけぬし)

12.ひぐらしの 鳴きぬる時は をみなへし 咲きたる野辺を 行きつつ見べし
              17/3951 大目秦忌寸八千島(だいさくわんはだのいみきやちしま)

13.をみなへし 秋萩しのぎ さを鹿の 露別け鳴かむ 高円の野ぞ
              20/4297 少納言大伴宿禰家持(しょうなごんおほとものすくねやかもち)

14.高円の 宮の裾みの 野づかさに 今咲けるらむ をみなへしはも
              20/4316 兵部少輔大伴宿禰家持(ひやうぶのせうふおほとものすくねやかもち)

(歌は『新潮日本古典集成』によります)


ほかに萩とススキが咲いていました。

 萩はずい分前から咲いていますが、まだいまひとつ、それに萩が一番数が多いので。

 ススキは穂が出たばかり、そのうち綺麗なのをみつけて書きます。


追記(8/29)
  いろんな本を読んでいましたら、この本に沢山書かれているのを見つけました。
  この本のオビが別のところに挿んであったので、古い本ですが紹介します。
         
    『萬葉賛歌』入江泰吉 1989年12月20日 初版第1刷発行 雄飛企画

  

  

  エッセー 岡部伊都子『花自身』
        清川 妙 『うつせみの世への賛歌』
 今の世にこういうエッセーを読むと、なにか心にグーンときます。

放射能雨、草木も傷め、人も傷む世。『花自身』の声に人は耳を傾けなければならない。
 人生は短く、たった一度しかない。けっして繰り返しはきかない。人を深く愛し、自然を心から愛で、この人生をたっぷり味わいたい。


対談で「僕は花の青春時代を撮りたい」とおっしゃる入江さん。
「をみなへし」を見事に捕らえています。

歌は「をみなへし 咲きたる野辺を 行き巡り 君を思ひ出 たもとはり来ぬ」大伴池主の歌です。(家持の宴に招かれた時、をみなへしの咲くところを回り道してきた)
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日曜美術館「藤田嗣治 玉砕の戦争画」をみて

2012-08-27 13:43:06 | 戦争画
8月26日の日曜美術館は、朝9時、夜8時とも「藤田嗣治 玉砕の戦争画」をやっていました。内容的には7月11日放送の「美の饗宴 NHK BSプレミアム」に似ていてゲストも笹木繁男さん、VTRも野見山さん、ほかでした。

代表作といわれる《アッツ島》と《サイパン》の玉砕図を中心にいろいろ話が進められていましたが、それはそれとして他にも取り上げられた藤田嗣治の戦争画を、まとめて載せてみようと思っています。

藤田の戦争画は全部で14点あるそうですが、なかなか一目見ただけでは、区別がつかなかったりなので。

  
  《哈爾哈(ハルハ)河畔之戦闘》 昭和16年(1941)
     
     《哈爾哈(ハルハ)河畔之戦闘》右側の拡大図です。
ロシア軍の戦車によじ登って敵兵を刺そうとしています。ノモンハン事件のときの絵だそうです。

 
 《南昌新飛行場焼打》昭和13/14年(1938/39)(昭和16年発表)

   
   《十二月八日の真珠湾》 昭和17年(1942)


 《シンガポール最後の日(ブキ・テマ高地)昭和17年(1942年)

     
     《アッツ島玉砕》昭和18年(1943)


     
     《決戦ガダルカナル》 昭和19年(1944)

 
 《サイパン島同胞臣節を完うす》 昭和20年(1945)

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東京美術学校から東京藝術大学へ

2012-08-24 23:33:49 | 美術
ホテルオークラ東京 別館地下2階の第18回 秘蔵の名品アートコレクション展
「東京美術学校から東京藝術大学へ」日本絵画の巨匠たち へ行ってきました。

          
          8月3日~26日(日)まで

もう会期僅かになってやっと同級の友人と見てきました。一つずつ丁寧に観て久しぶり日本の絵画のよさを堪能しました。

簡単な図録でもいい絵が載っていまして、こういう図録もいい記念になります。この時期の絵は日本画より洋画といわれるものが好き。

黒田清輝の《婦人像(厨房)》レンブラントの自画像の模写。
ラファエル・コランの《花月(フロレアル)》そして

梅原龍三郎の《裸婦》、背後のとても綺麗な赤が、すばらしく図録の印象とはまるで違います。     梅原龍三郎


小磯良平の《裁縫女》大きな絵で、光と影フェルメールを連想させます。
                      小磯良平



すぐその隣に、香月泰男の《聖堂》がありました。これは絵は載ってなかったのですが、昭和48年の作、はじめて見ました。聖堂、そしてステンドグラスの窓、亡くなる1年前の作品。

そしてその隣に藝大卒業制作の自画像、何年ぶりかで向き合いました。もう目が放せません。動き出しそう、その昔の女学校の時、いつも卓球をしていらした先生、上級生たちが独占してたので眺めていただけですが、あのちょっと悪戯っぽい目が、なんとも…私は昭和16年に入学したので、まだ戦争は始まっていませんでした。
          香月泰男

今こんなことを書いている私は幸せ、でも、でもこの先生の《自画像》と《聖堂》との間の長い時間に、香月先生は出征され、そしてシベリアに抑留されてしまったのです。

シベリヤ・シリーズを描かずにいられなかった思い、どんなにも推し量ることは出来ません。

身近なものにも美しさを、いろんなこと教えてくださる楽しい美術の時間。鳥の脚を描けとか手の写生、見つめる目の確かさを、何十年経っても思い出します。



順序が違ってますが中央の広いところに六曲一双の屏風が並んでいました。
皇室の伝統のもの、天皇が即位に伴う儀式の一つ大嘗祭のときに奉納される。
    右隻
 平成度《悠紀地方風俗歌屏風》東山魁夷 春 角館のしだれ桜 夏 男鹿半島の海岸
左隻
 《悠紀地方風俗歌屏風》東山魁夷 秋 抱返り渓谷の紅葉 冬 田沢湖とその周辺

    
  《主基地方風俗歌屏風》高山辰雄 春 豊後水道の海岸線、佐伯・臼井海岸の桜
 夏 大分市街、奈多海岸の松原、


 《主基地方風俗歌屏風》高山辰雄 秋 耶馬溪の紅葉、宇佐神宮 冬 九重連山、日田杉林の雪景色 

宮内庁からの出品です。何年か前皇室の名宝展で見ましたが、まじかで広い空間で見わたせるのはすばらしいこと。ゆっくり座って見たかったのですけど、いくら待っても空席は出来ずあきらめました。  
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『清川 妙 91歳の 人生塾』 新刊です (その1)

2012-08-24 00:10:17 | 読書(清川 妙)
                  清川 妙 91歳の 人生塾』                
                 
                  「清川 妙 91歳の人生塾」
                   2012年8月29日 初版 第1冊発行
                   著 者 清川 妙  
                   発行所 株式会社 小学館
             もくじ
             はじめに
             chapter1 老いを怖れない心の持ち方。
                   あなたの人生は、いつだって今が始まり。
             chapter2 頭の中は見えないからこそこわい。
                   だから毎日鍛えるのです。
             chapter3 人生は可能性を信じる旅。
                   それを教えてくれた息子へ。
                   ここに『聞こえない葦』が入っています。
              おわりに


  なかなかシックな表紙ですが、オビをつけるとこうなります。
   

書き下ろしは4編ばかり、後は雑誌「いきいき」や「老友新聞」そのほかからです。
最後の「聞こえない葦」は主婦の友に1957年(昭和32年)掲載されたもの。当時書かれたままだそうです。

これをまた読めるということは、感動です。一気に、そして2度目は、ゆっくりと読みましたが、今とはまた違ったご苦労、もう涙無しには読めません。でも最後の明るさ、一史君の素晴しさ、そして一史君の絵もまたすばらしい、それを挿絵として使ってあり、はじめてみました。

またchapter1のなかに
「つらいときこそ神さまがあらわれる」という書き下ろしがありますが、そういうことがあったとは、人生の谷間に落ち込んだ時、けっしてあきらめない姿勢に、神さまだって後押ししてくれる、思わず涙しました。


自分の人生塾をちゃんとつくれるかしらと、思いながら人生の大先輩の言葉に勇気を頂きました。

清川妙91歳人生塾(その2)
こちらの記事も参考に。
HP月の船、星の林に
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朝の散歩

2012-08-23 13:45:03 | 日常
朝5時半ごろ目覚め、木曜は骨粗鬆症の薬を飲む日なので、そのまま起きる。週一回になったので、薬も楽になった。外を見るともう明るい。ゴミを出しに下へおり、デジカメ片手にちょっと散歩した。日の出は5時6分だけれど、まだ見えていない、少し歩くといきなり日が射してきた。

  
5時35分、旧暦7月6日、処暑とある。暑さもだいぶ和らぐという日だけれど、そうはいかないようです。

立秋は8月7日、処暑は8月23日、白露は9月7日と続きます、暦の上ではもう秋なのです。

  
秋の七草、萩も咲いています。

  
あまりに日が強くて、何を撮ったのか、不思議な光景でした。

  
ノウゼンカズラとオミナエシ
  
オミナエシをやっと見つけました。これも秋の七草です。

  
  ムクゲ

  
アサガオ、今年は殆ど見てなかったので青い色が美しいなと。これも秋の七草に入っていますが、実際はムクゲかキキョウではないかといわれています。

  
もう6時10分、青空がくっきり、今日も暑そうです。

今日は本が届くのではないかと待っていますが、配達が遅いので、花を先に書いてしまいました。
  
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清川 妙 最近の情報です

2012-08-22 22:04:31 | 読書(清川 妙)
今月は私の受講講座は2回とも夏休みなので、情報を少し整理しました。

前から8月24日金曜日に新刊『清川妙91歳の人生塾』が出るといわれて、本屋さんに予約は入れてあるのですが、もう明後日発売なので表紙だけ参考まで。

         8月24日頃発売予定です。

著者からのメッセージとして『本書は「人生塾」と銘打ってはいるが、私が塾長となって生き方を伝授しようというものではけっしてない。91歳という自分でもびっくりするような歳になった私が、年齢の重圧に負けず、昨日と今日と明日のひと続きの道を歩き続けている日々のありようを、「人生塾」と名付けたのである。~』

この表紙の見本は7月のお教室で見せていただいたものです。そして塾長は清川、塾生は清川、塾則も清川、つまり自分ひとりの塾だと言われ、ふーんと感心し、早く読みたいと思っていました。明日か明後日には手に入るでしょうから、ご報告します。


         9月17日(月・祝)15:30-16:30

おや、同じものではないかと一瞬思われるかもしれませんが、こちらは新宿の朝日カルチャーセンターでの催しです。

   “オトナの文化祭2012”91歳の人生塾 講師 作家 清川 妙
       日 時 9月17日(月・祝)15:30-16:30
       受講料 会員・一般とも 1,000円
       電 話  03-3344-1945


          12月9日(第2日曜日)13:30-15:00

こちらはなんと気の早いと思われるでしょうけど、12月はスケジュールがいっぱいある方も、それに8月25日から申し込みもスタートだそうです。

        題は『清川 妙の言葉のクリスマス・プレゼント』

        公開講座です。詳しくはこちらへ。

HP月の船、星の林に
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国立西洋美術館 常設展から(その2)

2012-08-20 22:28:34 | 美術
国立西洋美術館 常設展の続を少し書きます。いつも見ている好きな絵と、はじめて観る絵です。
 
       
 《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》 ピエール=オーギュスト・ルノアール 1872年

ルノアール初期のこの作品、ここに来れば見られると安心しています。(松方コレクション)

ふと反対側を見ると、見慣れない絵、誰だろうクールベの横にあるけど。
        
        《肌ぬぎの女》 ギュスターヴ・クールベ 1867年

        でもやっぱりクールベでした。(松方コレクション)

       
       《りんご》 ギュスターヴ・クールベ 1871年頃
  
これは小さい絵なのですが、クールベといえば逆巻く波とか狐など男性的なとばかり思っていたのが、ぐっと変わりました。(松方コレクション)

        
    《花と果物、ワイン容れのある静物》 アンリ・ファンタン=ラトゥール 1865年

ベルリン展にも似たようなのがあったと、観るとそれは1651年のものでした。静物といえば「花、果物、ワイン入れ」など伝統的なものだったのでしょうか。
      

      
     《チャーリング・クロス橋、ロンドン》 クロード・モネ 1902年頃

      この霞具合がなんともいえません。これも(松方コレクション)です。

      
      《聖アントニウスの誘惑》 アンリ・ファンタン=ラトゥール

この題材は沢山の画家が描いているそうですが、聖アントニウスが修行の途中夢のなかでいろんな誘惑を受けたという。(松方コレクション)  

            
            《愛の杯》 ダンテ・ガブリエル・ロセッティ 1867年

         この美しき人、ひときわ目を引きます。 (旧松方コレクション)

      
      《考える人》 オーギュスト・ロダン

     目の当たりにすると実に大きいです。これは拡大版。(松方コレクション)  

こうやって抜き出してみると殆ど松方コレクションなのに、あらためて驚きます。フランス政府が返還のために美術館を造ってといわれたわけ、こんなにも素晴しい作品がいっぱいあるのですから。


関連記事  国立西洋美術館 常設展1     
       国立西洋美術館 常設展2
      国立西洋美術館 常設展3
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国立西洋美術館 常設展から

2012-08-19 23:25:03 | 美術
久しぶりに国立西洋美術館の常設展時を見てきました。

  
  新収蔵作品《聖母子と幼い洗礼者聖ヨハネ》ヴィンチェンツォ・カテーナ

 とても明るい絵でびっくりです。


     
     《最後の審判》レアンドロ・バッサーノ 1596-96年頃


    
 新収蔵作品《洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ》ティフィアーノ・ヴェチェッリオと工房
 1560-70年頃


   
   《悲しみの聖母》 カルロ・ドルチ

  くるたびにいいなあと思い、カメラを向けるのですが、いつか綺麗な写真を撮りたいです。

   
   《果物籠のある静物》コルネリス・デ・ヘーム 1654年頃  


   
   《村の結婚》ヤン・ステーン 17世紀半ば


 
 《踊るサテュロスとニンフのいる風景》クロード・ロラン


      
      《聖フスタと聖ルフィーナ》バルトロメ・エステバン・ムリーリョ


      
   新収蔵品《果物を取り合う二人の童子》 オノレ・ドーミエ 1845-50年頃


       
     《春(ダフニスとクロエ)》 ジャン=フランソワ・ミレー 1865年
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ベルリン国立美術館展 

2012-08-18 23:34:52 | 美術
『ベルリン国立美術館展』を観に国立西洋美術館へ行ってきました。

       
         2012.6.13~9.17(月・祝)


1部 絵画/彫刻
 第1章 15世紀:宗教と日常生活

         
   ベルナルディーノ・ピントゥリッキオ 《聖母子と聖ヒエロニムス》 1490年頃

   素敵な聖母子、見守る聖ヒエロニムス、何かぐっとくるものがあります。

   このあたりは聖母子や聖母、キリスト、最後の晩餐(ライン川流域の工房)など
   身近に宗教心があったことうかがわせます。

          
   ティルマン・リーメンシュナイダー 《龍を退治する馬上の聖ゲオルギウス》 1490年頃

  彫像にまでなっているのですね。バーン・ジョーンズ展を思い出します。


 第2章 15世紀:魅惑の肖像画

          
    ルーカス・クラーナハ(父)の工房 《マルティン・ルターの肖像》 1533年頃

          
    ヤン・サンデルス・ファン・ヘメッセン 《金貨を量る若い女性》 1530年頃

    16世紀の女性?個性的だし、しっかりしてます。そういう時代だったのかしら。


 第3章 16世紀:マニエリスムの身体

          
     ルーカス・クラーナハ(父)《レクレティア》 1533年

 やはり鋭い刀を持っていました。あまりに美しい姿に悲劇を見逃すところでした。


 第4章 17世紀:絵画の黄金時代

   ここへくると一気に気が入ります。ずらりと並んだ絵の数々。

          
   ヤン・ダヴィッドゾーン・デ・ヘーム 《果物、花、ワイングラスのある静物》 1651年

   こういう絵は大好き、見飽きません。ワイングラスの輝きが素敵。

 さてとまずフェルメールに飛びついたのですが、その前はさすが後から入る訳にはいきません。 最前列で見ようと戻り列に並びなおしました。

 待っている間にレンブラントをゆっくり見直しました。
          
         レンブラント・ファン・レイン 《ミネルヴァ》 1631年頃
 
   とにかく圧倒される絵です。ガウンの裾の光り輝く飾り?立つポーズ、知恵の女神。


          
         レンブラント派 《黄金の兜の男》 1650-1655年頃

    黄金の兜の輝きに、魅入ります。   


    ほかの絵に比べて大きいわけはないのですけど、やっぱり大きくしたい。 
        
    ヨハネス・フェルメール 《真珠の首飾りの少女》 1662-1665年頃

 ここだけはかなりの列が出来ていて、でもおかげですぐ目の前に陣取って長いこと観ていられました。

 まずは光です、大きな光源、真昼なのでしょうか、そのため左4分の1は暗くなって殆ど何が描いてあるのか分かりません。でも壷の輝きだけはすごい存在感、右下の椅子の鋲も光っています。服の水玉と呼応するように。

 服はカーテンと同じような綺麗な光、質感は違いますが。顔に当たる光はやわらかく、ふっと笑みがこぼれているようです。オレンジの髪飾り、耳の真珠そして真珠の首飾り、指先、うっとりとしている瞬間。

 あの《真珠の耳飾の少女》の挑むような動的な感じとは正反対の静けさ。この頂点に立つような二人の少女を、時を隔てず観ることの出来た幸せ、をつくづく感じました。




 第5章 18世紀:啓蒙の近代へ

   《シャンポール城:九月》というタピスリー 王立ゴブラン製作所
    があったのですが、これだけ観れば見事だなと思うところなのですが、
    先日観たバーンジョーンズとモリスのタピスリーの素晴しさを思い出して
    しまいました。


2部 素描
 第6章 魅惑のイタリア・ルネサンス素描

     
     《ダンテ神曲「煉獄篇」挿絵素描より:
     愛の原理を説くウェルギリウス(第17歌) 1480-1495年頃


     
     《ダンテ神曲「煉獄篇」挿絵素描より:
    地上の楽園、ダンテの罪の告白、ヴェールを脱ぐベアトリーチェ (第31歌) 
    1480-1495年頃



           
      ミケランジェロ・ブオナローティ 《聖家族のための習作》 1503-1504年頃

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