すぴか逍遥

音楽・美術・読書・写真 など
さまよい歩いて書き留めたい。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

雨の日にはベートーヴェンを ティーレマン&ウィーン・フィル

2011-02-28 23:34:55 | 音楽
2月も終わりの今日は、冷たい雨が降り続きました。銀行や買い物を手早く済ましてまずは、テレビの前に。ティーレマン&ウィーン・フィル『ベートーヴェン交響曲全集』を、クラシカ・ジャパンが2月の大特集として、何度も放映しそろそろ終わりが近づきました。


ムジークフェラインザール〈ウィーン〉での収録です。

クリスティアン・ティーレマン 1959年ベルリン生まれ。若いですね。ちなみに大野和士1960年生まれ、佐渡裕1961年生まれ、まあ同じ年代なのです。
2月11日に一挙9曲連続放送、その後は前期1~5番、後期6~9番と日を変えてやってました。今日は6~9番です。



7番でグーンときました。テレビはありがたいもので、ピアニシモからクレッシェンドされるあたり、表情や小さい音でも、ちゃんとひろってくれます。思わず涙が浮かんで、あついものがこみ上げてきました。
専門家はなんというか知りませんが、とにかくウィーンフィルを自由自在に、あやつっていくような、緩急自在もここまでくると、驚きでしたが、圧倒されました。観衆ものりに乗ってました。


何度も呼び出されるティーレマン。

それから9番、これはもうすごい!
他の曲でもそうですが、ティーレマンの指揮は、なにか自分がこうやってほしいと思うような、そんな感じを抱かせるので、ついいい気分になってしまいます。


アネッテ・ダッシュ〈ソプラノ〉藤村実穂子(アルト)ピョートル・ペチャーラ(テノール)ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)ウィーン楽友協会合唱団


藤村実穂子                コンサートマスター、ライナー・キュッヒルとティーレマン

第九の指揮の最後は、ぱっと頭を下げられたかたちです。
後は割れんばかりの拍手、4人の歌手も拍手しながら再登場、藤村さんすばらしいですね。
雨の日はテレビの画面がわりとよく写りました。


 藤村実穂子
コメント

グランヴィル展 練馬美術館

2011-02-26 18:28:12 | 美術
鹿島茂コレクション[1] グランヴィル 19世紀フランス幻想版画 練馬区立美術館 へ行ってきました。(2/25)
              練馬区立美術館

グランヴィル 19世紀フランス幻想版画 2011年2月23日〈水)~4月3〈日) 
観覧料=一般 500円/ 高・大学生と65~74歳 300円/ 中学生以下と75歳以上無料

    練馬区立美術館  練馬区貫井1-36-16 電話03-3577-1821
     西武池袋線〈東京メトロ有楽町線・副都心線直通〉中村橋駅下車徒歩3分


早く行ってみたいと思っていましたら、一緒にといってくださった友人があり、古典教室の帰り早速でかけました。池袋駅はほんとうに人が多くて不案内、昔は西口から10分位の所に住んでいて、乳母車に娘を乗せて西武に買い物なんてやっていたのに、もう右往左往です。やっと西武線に乗って中村橋へ、近いです。

美術館へ入るとこんなお出迎え、ここだけなら撮っていいですよ、といわれパチリ。

そういえば前に練馬美術館に来たのは菅原健彦展で、そのときは大きな雲龍図が入口にかかっていて、びっくりしましたが、今度はなんと可愛い入口です。

チラシの絵そっくりの入口を入るとそこは別世界、版画の世界が広がっていました。
チラシの裏の絵をすこしコピーさせていただきました。


「彗星の大旅行」『もうひとつの世界』1844年刊、パリ

大好きなテーマ、まさにいくつになってもです。


「カードの戦争」『もうひとつの世界』1844年刊、パリ


 
「チューリップ」『生命ある花々』初版1847年刊   扉『生命ある花々』

この本はもう予想以上に注文があり、2巻になってしまったとか、私などもまずこういうのにとびついて、それから最初のころの絵に行く感じです。

  
「宵の明星」『星々』1849年刊           オリジナル装丁『星々』

こんなのを観ているともうため息が出ます。手許において観られる方ってすばらしい。それをまた見せてくださる企画、嬉しい限りです。



「人間嫌いー誰かのためにいるわけじゃない」『当世風変身譚』初版1829年



「私、マフをいただきましたの。」『動物たちの公私にわたる生活の情景』初版1842年
まあ実にきれいな、素敵なネコ、天井からさがっている絵を上の廊下からみるとさらにすばらしく見えます。


今回の図録ですが、一般書籍となっています。
   鹿島茂コレクション1「グランヴィルー19世紀のフランス幻想版画ー
   発行日 2011年3月12日 初版第1刷
   著 者 鹿島茂
   発行所 株式会社求龍堂


この本も販売されていました。私は荒俣さんの解説というので買っていたのですが、やっと今になって実物を見ることが出来、最高です。
   「グランヴィル 花の幻想」
   発行日 1993年6月20日 初版第1刷
   著 者 グランヴィル画、タクシル・ドロール著、訳:谷川かおる、解説:荒俣宏
   発行所 (株)八坂書房
   
表紙の表の絵は「ヤグルマソウとヒナゲシ」『生命ある花々』
ほかにも展示作品が出ています。グランヴィルはこれを描いている途中で亡くなったのだそうです。

また絵葉書もかなり出ていました。きれいな絵につい手が出てしまいます。

参考記事 鹿島茂バルビエ展覧会
コメント (4)   トラックバック (2)

たまには『老友新聞』でもいかがでしょうか

2011-02-24 18:11:24 | 読書(清川 妙)
たまには『老友新聞』でもいかがでしょうか。
 

老友新聞社 東京都文京区西片1-15-10 〒113-0024 
電話03-5689-7090〈代) 購読ご希望の方は葉書かお電話で。
(月1回 1日発行です。月200円)

     
大分春めいて、昨日は下の土手で可愛い花を見つけました。

オオイヌノフグリです。まだぽつぽつで、アップにしたらたった一輪しか写っていませんでした。
もうこんな季節なんだと、浮き浮きしながら郵便受けをのぞくと、老友新聞が入っていて、その場であけて清川妙さんのエッセイをまず、思わず眼を見張りました。“冬の日のおいしいものごっこ”

部屋に戻り、ふしぎな題名にひかれ読んだのは、古典教室の生徒さんと先生の“おいしいもの”ロールキャベツやカニコロッケのやりとり、実際に宅急便で送られたお話までは、まあよくあるお話かもしれませんが、でもそこからが違います、12年前の本の話〈いつの日の自分も好き)に飛び、イングランドの湖水地方とかプルーストのことが出てきます。私も本を広げてみました。〈下記の本です)いろんな知識が駆け巡ります。うてば響くような師弟のやりとりに、なんだか私まで嬉しくなってしまいました。

1999年7月発行、清川妙著、あすなろ書房

平成23年3月1日号〈毎月1回1日発行〉の老友新聞、清川妙さんの『冬の日のおいしいものごっこ』より書きました。毎月1回もう連載25回です。ちなみに最近の題は、

20回〈22年10月〉『目覚むるここち』大分県での古典教室のおはなし。
21回〈22年11月〉『冬の小鳥』岩波ホールほかで上映された映画のおはなし。
22回〈22年12月〉『受験生だった一年間』江戸文化歴史検定の2級を受けた話、
   (最高齢で2級合格で表彰されました〉
23回〈23年1月〉『転ばなくて、きれいな歩きかた』映画「クレアモントホテル」から。
24回〈23年2月)『ほめ言葉を贈られて』作家の林望さんとの対談形式の講演会でのこと、後日談です。

そして25回の『冬の日のおいしいものごっこ』です。

題だけ読んでも若々しさいっぱい、『年を重ねる楽しみ』ってこういうものだったと知ったら、嬉しくなってしまいますね。
知らないことを知るのは楽しみの源泉です。自分の興味のあることにどんどん挑戦したくなります。

今日の私は
1993年6月発行、八坂書房
これは荒俣宏さんが解説を書いてるので、そのとき購入したのですが、実物を見る機会はなく本を見るだけでした。この本の作者グランヴィルの展覧会が練馬美術館であること、鹿島茂さんのコレクションであること。そして資生堂であった鹿島茂さんのコレクション展を思い出しています。

鹿島茂著、2008年3月発行、六燿社
さていつ観に行けるか、講演会当たるかな、なんて思っています。

関連記事
清川 妙 新連載 日本老友新聞
老友新聞2009年8月

清川妙 公開講座のお知らせ
「出会いがくれた人生の贈りもの」  3月20日13時半~15時 池袋コミュニティ・カレッジ 
電話03-5949-5487


新刊のお知らせ 『兼好さんの遺言 』 清川 妙 (著) 3/28発売予定

コメント

文芸春秋 芥川賞 『きことわ』 朝吹真理子 を読む

2011-02-21 16:43:02 | 読書
文芸春秋〈2011・3) 芥川賞 『きことわ』 朝吹真理子 を読む。

じつは今朝の「日めくり万葉集」BShi午前7:55~は作家、朝吹真理子さんでした。選んだのは

『風をだに 恋ふるはともし 風をだに 来むとし待たば 何か嘆かむ』 鏡王女〈巻4/489)

この歌をよんで古代の人の風の認識に興味をいだいた。たくさんの時がみえない形で使われていて、万葉のフィクション、風に対する特殊の感覚、肌があわだつよりも皮膚の感覚のざわつき、それが定着し、人間の気配の感覚、たくさんの人の聴覚が近づいている。というようなことをいわれてました。
おやっと思い、
そうだ今回の芥川賞をとられた方だ、さいわい文芸春秋を友人に借りていたので、一気に読み出しました。新鮮なおどろきです。何かがはじけて入ってきました。観たばかりのシュルレアリスムの絵に迷い込んだような、時間と記憶それをうまく纏め上げられるなんて、そして全然関係ないのに自分の記憶までが、入り込んでゆく。たとえばこの本です。古い本を出してきました。小学3年の娘に買ったのです。そして葉山、そこに会社の寮があって、親子3人夏休みには毎年出かけていました。記憶とは不思議なものです。夢も細部まではっきり出てきて、ふっと消える。なにを書こうとしてるのかなあと思いつつ、面白く読ませてしまう、まだあります、百足のこと、こういう経験は普遍的なものなのでしょうか。

毎日の生活の中から、これだけのものを紡ぎ出してくる、細部をきちんと描いた若冲の世界まで思い出してしまいます。時間の感覚もカップラーメンの出来上がりをを待つ3分間と宇宙の誕生の話まで、飛んでゆきます。確かに時間の感覚は同じではない。そして25年間に起こった出来事は、適格に語られてゆきます、読み解く面白さもうれしいです。
今書きつつある長い小説、大いに期待しています。

芥川賞をとられた方の小説をすぐ読んだのは、池田満寿夫さん以来です。ついサイン本をだしてながめてしまいました。1977・5・12 月日のたつのは早いものです。

余談ですが、朝吹真理子さんの高祖父は朝吹英二さん、福澤諭吉に師事され実業家へ、(嘉永2年《1849》の生まれですが)、わたしの祖父も嘉永2年、大分県中津市の生まれで、聞くところによると中津ではかなり一緒に行動してたようでした。これにはびっくりです。

  本購入しました。       
 「きことわ」2011年1月25日発行 3刷2011年月8日 新潮社
コメント   トラックバック (2)

シュルレアリスム展 国立新美術館

2011-02-19 23:42:11 | 美術
シュルレアリスム展ーパリ、ポンピドゥセンター所蔵作品によるー 国立新美術館に行ってきました。(2/18)
             
              会期 2011.2.9〈水)~5・9〈月)
絵はイヴ・タンキーの《岩の窓のある宮殿》1942年です。

実をいうと、もうひとつのチラシの
ルネ・マグリット《秘密の分身》を見て、ちょっとどうしようかと思っていたのですが、全部ポンピドゥセンター所蔵作品だし、調べると見たい絵もあるし、山の上ホテルでのお教室の後、地下鉄千代田線で乗り継げば帰りも近いので、一人で出かけました。

入ってみて、いろんな年代の方、そして一見落ち着いた絵が並んでいたので、安心してゆっくりと観て廻りました。とっても静で、みんな熱心に絵と向き合っている様子でした。

シュルレアリスム「超現実主義」の意味は漠然としかわかりませんが、時期としては1924-1945つまりヒトラーが台頭してきた頃多くの人はパリからニューヨークへ移ってしまって終ったのだそうです。一口にシュルレアリスムといっても、いろんな傾向があったということが、よくわかる展覧会でした。

1 ダダからシュルレアリスムへ 
     
          
       ジョルジョ・デ・キリコ《ある午後のメランコリー》1913年

絵を観てなんとなく気に入ったものを並べるだけ、色も形も好きな一枚です。


2 ある宣言からもうひとつの宣言へ

 
左:マン・レイ《サン=ジャン=ド=リュスの夜》1929年
右:イヴ・タンギー《夏の四時に、希望…》1929年

左:見た瞬間、東山魁夷の《道》(1950)を思い出してしまいました。あれは朝の風景で、道そのものですが、マン・レイのは夜で人がいます。でも何か同じような雰囲気を感じました。

右:これも色を抑えた素敵な絵。

          
           フランシス・ピカピア《スフィンクス》1929年

ピカピアって名前だけ知っていて、実際に見た記憶ないのですけど、この展覧会で、あ、これいいなと思って名前を見るとピカピアが多く驚きました。いろんな描き方の絵がありました。

         
           ジョアン・ミロ《シエスタ》1925年7月ー9月

なにか心が踊ります。シエスタってスペインのお昼寝のことかしら。


3 不穏な時代

       
       サルバドール・ダリ《不可視のライオン、馬、眠る女》1930年

ダリ、大阪万博のときダリの溶けた時計の絵があると美術館も見に行ったのですが、そのときは出てなくて残念な思いをしました。似たような絵があって2006年上野の森美術館で観られましたが、ダリってうまいなあといつも感心します。


        
        ヴィクトル・ブローネル《光る地虫》1933年

遠くから光に惹き付けられて、思わずそばへ、よく観るといったいこれは何?という絵です。でも素敵な絵。


4 亡命中のシュルレアリスム

              
           フランシス・ピカピア《ブルドックと女たち》1941-1942年

ブルドックが圧倒しています。こわい顔だけど。みんなの視線の先にはなにがあるの?

            
          ジャクソン・ポロック《月の女が円を切る》1943年

この絵は何の絵か全然わかりませんが、青・赤・白・黄のなんときれいなことか、たのしいです。

追記 この絵について『シスター・ウェンディの名画物語』1996年発行 講談社を開いてみましたら、「これはアメリカのインディアン神話にもとづいて、月と女性を結びつけ、女性の魂を創造的な鋭い力として描く。実際に、そこに何が描かれているかを述べることはやさしくはない。」とありました。右端に羽飾りをつけた鬼婆の姿が見えるようです。もう一人描かれているといいますが、それは私にはわかりません。情熱的強さを受けるポロックの初期の作品。



5 最後のきらめき

    
   ポール・デルヴォー《アクロポリス》1966年

デルヴォーの中でも、とても好きな一枚で、何度も観に戻りました。


       
      ジョアン・ミロ《沈黙》1968年5月17日

強烈な赤、とても印象に残ります。


追記(2/20)
あまりに偏っているので二つばかり追加します。

   
ルネ・マグリット《赤いモデル》1935年 アルベルト・ジャコメッティ《テーブル》1933/1969年

まるでワイエスのような絵があると近寄ると、ギョッとしました。これは怖いと逃げ出したのですが、まあ、また戻ってよく観てはきました。この絵はよく本に紹介されていましたから、家に帰っていろんな本ひっくり返していたら、マグリットは目に見えない靴の内側を描いたものとあり、なあんだと少し安心。でも何故これが《赤いモデル》なんだろう、まあいろんな説明があり、それは不思議、でした。

ジャコメッティの《テーブル》二人連れの若い女性がこんなのジャコメッティじゃあないといいながら、近づいてきました。これも美術史の本にはよく登場していましたから、とれた腕はどうにもやりきれないなんてぞっと、でも彫刻ですからぐるっと廻って見られます、ある位置からは全く普通の腕を出した女性素敵な髪の女性に見えるのです。当たり前ですが、後ろ側も素敵でした。

そして今度は渋澤龍彦を思い出し本を何冊も出し探すと、『幻想の画廊から』という本にダリ・デルヴォー・タンギー・マグリット・ピカピアも出ていました、古い本なので殆ど白黒写真の絵でしたが、その頃は実際の絵も見る機会なくただ見てたんだなあと、今は実際に見る機会があるという幸せを感じました。渋澤龍彦著1979年発売青土社発行
コメント (2)   トラックバック (3)

梅 日めくり万葉集ほか

2011-02-16 23:56:47 | 万葉集他
梅の花、今年はなかなか見られませんでしたが、やっとよい天気に誘われ、今日こそはと、前に行ったところを思いだし、歩いてみました。

きっかけは今朝の「日めくり万葉集」〈第453回BShi午前7:55~)です。今日は画家の林静一さん、この前もとりあげたのですが、テレビのお顔が撮れなかったので、まずそこから。

 
                                 林静一さん

“酒杯(さかずき)に 梅の花浮かべ 思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし”
                                    大伴坂上郎女 (8/1656)

これは宴の席の歌。当時梅は中国から輸入されたブランドの花、洗練されたイメージの世界、現代では洋花を添えて出す感じで、ほんのりとした色気、上品な宴席だったのではないか。


花びらを浮かべて飲むお酒、かっこいいですね。

季語百話によれば、メイからウメへ。梅の中国音はそのまま日本語になった。その事実を日本人が意識しないまでに、舶来の花は日本の花になった、ということだろう。


やっと梅にあえてやたらに撮ってきました。


歩いていると、小鳥の声がしきりです。雀が群れをなして鳴いている木もありました。


光り輝く椿の花。足元には雪をかぶった花たちも。

川沿いを歩いていたので、こんな鳥も、梅の木にもウグイスならぬスズメでしょうか。
コメント

雪のあした 2月15日

2011-02-15 23:57:15 | 日常
昨夜また雪になって、朝は久しぶり池が氷りました。太陽が出て池の氷の上にやわらかい光を投げかけていました。まるで白黒写真のようですが、ちょっと幻想的だったので、記録します。


手前少し残して、氷が張っています。

雪と氷と水面です。

重たそうな雪です。

太陽の光が届いてきました。

太陽が少しずつ移動してきました。右の下のほうカワウが飛んできたところです。

氷がどんどん解けていきます。

全景です。霧が立ち上っています。
コメント

「描かれたギリシャ神話」とArt Project 

2011-02-14 23:55:56 | 美術
『描かれたギリシャ神話十選』 府中市美術館長 井出洋一郎 日本経済新聞(2011/1/27~2/11)

日経に連載された記事です。友人に頼んでコピーを送って頂きました。今日も寒くて家にこもってましたので、楽しんでしまいました。このことはblog・ガンヌの宿で紹介されてます。

ギリシャ神話は聖書と同じく、西洋絵画において汲めども尽きないイメージの源泉であり、描かれた時代の文化や社会を映し出す格好のテーマである。 という井出洋一郎さんの書き出しの言葉からはじまって名品十選を選ばれました。
いくつかの絵とともに少し紹介させていただきます。


1 アントニオ・カラッチ《ユピテルとユーノー》

     17世紀 ボルゲーゼ美術館蔵

ユピテル〈ローマ名ゼウス)とユーノー(ヘラ)です。夫婦仲の悪かった二人がキューピットの力を借りて愛を取り戻したという。


2 ポッティチェリ《パラスとケンタウロス》

    1480年代 ウフィツィ美術館蔵

アートプロジェクトポッティチェリ《パラスとケンタウロス》

ここを開いて大きくしてみると中に描かれた意味がとてもよくわかります。パラスの衣装、3つの珠が組み合わさっている、これはフィレンツェを支配していたメディチ家の文様。後に小さく描かれた美しいナポリ湾にも意味があるそうです。



3 フォンテーヌブロー派《狩人姿のディアナ》

    16世紀半ば ルーブル美術館蔵

ルーブル美術館は出ていません。


4 ポッティチェリ《ヴィーナスの誕生》

    
    1480年代 ウフィツィ美術館蔵


アートプロジェクトポッティチェリ《ヴィーナスの誕生》

アートプロジェクトポッティチェリ《春》
「この《春》と揃ってこそ完全なヴィーナスとなる、とするプラトンの愛を巡る哲学がここに反影している」ということです。


5 シャルル・ド・ラ・フォッス《ヴェルサイユ宮殿アポロンの間の天井画》1672年頃


6 ニコラ・プッサン《エコーとナルキッソス》

    
    17世紀 ルーブル美術館蔵


7 ギュスターヴ・モロー《イアソン》1865年 オルセー美術館蔵


8 ジャン=フランソワ・ミレー《春(ダフニスとクロエ〉》1865年 国立西洋美術館

これは西美の常設でおなじみの絵です。


9 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《パンドラ》1871年


10 和田栄作《こだま》1903年 泉屋博古館分館蔵

この絵は知りませんでした。ナルシスに失恋した神話のニンフ、エコー〈6番の絵と同じ神話)です。
コメント

清川 妙 公開講座 池袋コミュニティ・カレッジ

2011-02-13 23:48:10 | 読書(清川 妙)
清川 妙 公開講座 池袋コミュニティ・カレッジ

池袋コミュニティ・カレッジから新しいパンフレットが届きましたのでご紹介します。

  出会いがくれた人生の贈りもの 

※この講座は東北関東大地震の影響で延期になりました。期日は未定です 

5月4日に決まりました。 ブログへ     
3月20日〈第3日曜日〉13:30~15:00                                
     お問い合わせ :03-5949-5487
    
     受講料(会員)3,465円 (一般)3,465円+その他525円

 


   「徒然草」に学ぶ、しなやかな人生の歩み方 
      
    5月29日〈第5日曜)13:30~15:00

              お問い合わせ:03-5949-5487

     受講料 (会員)3,465円 (一般)3,465円+その他525円
コメント

雪景色 2月12日

2011-02-12 23:16:31 | 日常
昨日の雪はたいしたことなくて、でも朝外を見るとけっこう積ってました。夜中の雪だったのですね。


まだ日の出前でした。ピンクがかった雲です。

ベランダのすぐ前の木々の雪、ピンクが透けて見え素敵です。

池に映った木々が揺れてます。

早速下の通路に降りてみました。

犬のお散歩?ちょっと休ませて雪景色を撮っていました。

額縁の中に雪が映えているようでした、うつくしい!

反対側を覗くと、駐車場の入口付近、もう車のあとがいっぱいでした。

雪の道をカメラを持って歩く若い女性、わたしはそこまで降りて行くのはもう無理のようです。

光り輝く雪、上から写しました。

こちらは見上げたところです。

池に映る景色はやっぱり好き。

しばらくしてまた雪が降りだしました。でもお昼過ぎには消えてしまい、やはりもう春の雪でした。
今年はじめて積った雪なので、ちょっと記録しておきました。
コメント