すぴか逍遥

音楽・美術・読書・写真 など
さまよい歩いて書き留めたい。

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かたくりの里 相模原市城山

2009-03-29 23:55:54 | 植物
城山の「かたくりの里」に行ってみたいなど話してたら、主人が途中までバスで行って歩ける
というので一緒に行きました。

私のカタクリ見物は今年3回目です。バスを降りて30分足らずで着き、思ったより近くてほっ
として、山に入りました。満開です。人もいっぱいです。

これはというところは、順番待ち、どこで撮ってもカタクリの花には変わりませんけど、ほんと
にたくさんのカタクリ、天気もよく風もなく、やっとカタクリの花を満喫しました。


どっちを向いてもいっぱいの花々です。     輪になっておしゃべりしているような花たち。

やっとカタクリという感じの花にあいました。   白カタクリです。2箇所位しか見ませんでした。

ひかりを浴びて透き通るようなのが、大好きです。

風に舞うような、踊りだしそうな、思い思い楽しんでいるような、そんな花たちです。

何となく違った感じの花たちです。

万葉集にただ一首詠われています。万葉では堅香子と書きます。

“もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花”  19/4143
                                             大伴家持

娘さんたちの華やぎと、カタクリの花が呼応しているような、大好きな歌、そしてカタクリの花
たち、昔の人のように植物に感情移入をしてしまいそう、愉しい一日でした。

城山・かたくりの里
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桜さくらサクラ・2009 山種美術館

2009-03-27 22:55:36 | 美術
「桜さくらサクラ・2009」 山種美術館に行ってきました。 ―さようなら、千鳥ヶ淵―
                     
                                     2009年3月7日~5月17日

まずは千鳥ヶ淵の桜から、開花宣言が出てから寒くなって、足踏みをしているようでまだ3分
咲きといったところでしょうか。


でもすてきな雰囲気でした。鳥も花をついばんでいます。ピンクとさざなみいい調和です。歩道
もすっかり整備され明日(3/27)からライトアップも始まるとか。



今年のチラシと桜の小冊子です。「さようなら、千鳥ヶ淵」が目をひきます。フェアモントホテル
もなくなり、九段下にあまり来ることもなくなって、さびしい。

 

毎年のように見ているなつかしい絵、でも今年特に目についたもの、気に入ったものをあげて
みたいと思います。

    小茂田青樹《春庭》1918年(大正7)
このぼうっと霞んだような春の様子が、何ともいえません。


     川端龍子《さくら》昭和期
今回一番どきどきした絵です。せめてみると、桜の樹は、幹は、こんなにも美しいんだとの
思いにかられました。


 稗田一穂《朧春》1976年(昭和51)
この絵は来るたびに楽しみにしていたのですが、どうもこの月の様子、水に写っているのでな
く沈んだように見えてしまって、月が水に写る様子をデジカメで撮っていると、水の上を漂うの
です。波に揺られて月が浮かんで、襞が出来揺れる感じになるのに、どういう思いでこういう
表現になったのかと、とても気になりました。



加山又造《夜桜》1986年(昭和61)       千住博《夜桜》2001年(平成13)

この2枚の《夜桜》とても気に入りました。誰の絵?と気になったのは墨画彩色の絵、千住さん
だったのでびっくりです。26日ぐらいの月がとてもきいています。



守屋多々志《聽花(式子内親王)》1980年(昭和55)

華やかな屏風絵です。赤と白の対比がすばらしく、黒髪も見事、見とれてしまいました。



土田麦僊《大原女》1915年(大正4)

この絵を見たいと長いこと思っていました。
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リンボウ先生の うふふ 枕草子 (林 望)著

2009-03-24 22:06:42 | 読書
「リンボウ先生のうふふ枕草子」

        林 望 著  祥伝社 発行
                      平成21年3月30日 初版第1刷発行
     
   林望さんの枕草子の本というので、思わず手にとってしまいました。
   勿論若い人向けの本ですが、リンボウさん独特の面白さに、満ちていて
   誰が読んでも「うふふ」です。
   
   いろんな段を抜き出して、まず原文、そして口語訳、リンボウさんの解釈
   と続きます。    
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カタクリの花 片倉城址公園

2009-03-23 23:34:05 | 植物
今年もカタクリの花の咲く季節、なかなかいい日にめぐり合えません。今日こそはと思った
のに出かけるころは雲が出てきて風も強くなってしまいました。

見上げるような場所にかなり咲いていましたが、去年に較べると数が少なく、日も照らず、
さえない花になってしまいました。


今年は大きな木をかなり伐採したそうで、明るくはなっていましたが、伐る時期が遅かった
ため踏まれてしまったのではないかと言ってました。


思うようなところにはあまり咲いていません。下側にはかなりあったのに、みんな後ろ向きで
す。ちょっとかがんで無理やりアップしたり、望遠でとったりです。


(追加しました)
一日たって今日24日は晴れ、もう一度と朝10時ごろ出かけましたが、行ってみると、今度は
開いていません。お昼頃までうろうろしてやっと撮れましたが、光が強すぎて、うまく写ったの
は僅かです。



こちらは24日の写真です。
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清川 妙 公開講座 池袋西武

2009-03-22 18:21:06 | 読書(清川 妙)
  清川 妙  公開講座 のお知らせです。

 池袋コミュニティ・カレッジ 『楽しみながら、ていねいに、自分磨き』

   「自分育ては何歳からでも大間に合い」と仰る清川先生です。
 前向きで、ていねいないき方を通して、あなたも自分磨きをしてみませんか。

       作家 清川 妙


      日 程  4月25日(土曜日) 13:00~14:30
     
      受講料  会員:3,465円  一般:3,990円

HP 月の船、星の林に
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府中市美術館 「山水に遊ぶ」展

2009-03-21 13:39:40 | 美術
 府中市美術館 「山水に遊ぶー江戸絵画の風景250年」展に行ってきました。(3/20)

 
 図録 表 伊藤若冲《石灯籠図屏風》より 裏 曾我蕭白《月夜山水図屏風》より
          前期 展示               後期 展示

 平成21年3月20日~5月10日までですが、展示替えがあります。
                    前期 3/20-4/12
                    後期 4/14-5/10 (後期A 4/14-4/26)
                                  (後期B 4/28-5/10)

『時空を超える遥かな旅の始まり』
  「山水に暮らす」-自然とともに在るー神の国のすがたー

      与謝蕪村《渓流魚舟図》個人蔵 全期間

まず一番最初に展示されている絵です。はっきりした色、川の流れが印象的でいい感じ、
蕪村の若いころの絵とか。

  「絵をつくること」-中世の残像ー実景と絵すがたー


狩野山雪《富士三保松原図屏風》左隻部分 静岡県立美術館  前期
 
狩野山雪《富士三保松原図屏風》右隻 静岡県立美術館  前期

狩野山雪の綺麗な富士山、三保の松原、おだやかで神々しい、金色が映えます。


   
    司馬江漢《駿州八部富士図》 個人蔵  前期・後期A

  江漢のこういう絵はあまり見たことなくて、新鮮でした。左上に雪舟が見た景色と書いて
  あるそうです。山雪に似た構図、それから150年もたって描いている富士山です。

     
     小田野直武《富岳図》 秋田県立近代美術館  全期間

  富士山が続きます。直武ともなると富士もこうなるのかと、とにかく富士山の絵はいっぱい
  あって、とても楽しめました。北斎・大雅・英一蝶などなど。

  「奇のかたち」


曾我蕭白《山水図押絵貼屏風》部分 京都国立博物館 前期
    
曾我蕭白《松鶴山水図》    墨江武禅《月下山水図》
個人蔵 前期           個人蔵 前期

曾我蕭白がずらっと並んで壮観でした。後期にもまた出ます。重文の《月夜山水図屏風》です。
これを真似て描いたのではないか?という「倉屠龍」の《山水図屏風》右隻が出ていましたが、
左隻は後期Aに出るそうなので、そのときよく見たいと思っています。

墨江武禅《月下山水図》は特に気に入ったものです。月があってその光が照らす光景すてきで
す。



小田野直武《岩に牡丹図》 秋田県立近代美術館 全期間

亜欧堂田善《墨堤観桜図》 個人蔵(府中市美術館寄託) 全期間

司馬江漢《西洋風景人物図屏風》 個人蔵 全期間

このおなじみの3点は、やはりすばらしい、江戸期にいろいろ入ってきた洋風のものにも挑戦
し表現している、それが何ともいえない魅力になっています。



伊藤若冲《石峰寺図》 京都国立博物館 前期

この奇妙な石像群は五百羅漢だそうです。チラシを見たとき、この絵が一番気になって、見た
いと思っていました。前に立つと不思議な感覚を、仏様の世界を、上から垣間見るような、たん
たんと描かれていて、でもユーモアさえ感じる心なごむ絵でした。

HP
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清川 妙 新連載 日本老友新聞

2009-03-16 16:51:24 | 読書(清川 妙)
新しく日本老友新聞に連載です。

「年を重ねる楽しみ」  第1回―「ゆっくり、ていねいに。」

        

『すてきに年を重ねたい』誰でもそう思いますが、どうやって? そういう思いを
具体的にしめしてくださっています。これからの連載がたのしみ、どんな話題が
出てくるのでしょう。


  ㍿老友新聞社 東京都文京区西片1-15-10 〒113-0024
                       電話03-5689-7090(代)
  購読ご希望の方は葉書かお電話で。(月1回 1日発行です。月200円)

月の船、星の林に 老友新聞
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出光美術館と 3月13日の月 と府中市美術館情報

2009-03-14 11:18:26 | 美術
3月13日夜になって雨、今日は朝から万葉のお教室に出かけ、午後は出光美術館で
「小杉放菴と大観」を見て、帰りつく頃雨が降りだしました。

そのまま降っていたかどうかわかりませんが、日付の変わる頃ふとガラス戸越しに外を
見ると雲がすごい勢いで走りその間に綺麗な色にかこまれた月が、一緒に走っているよ
うにみえました。

あわててデジカメを持ち出し、撮りはじめたのですが、シャッターがおりるまで9秒くらい
かかり、うまく色が出ませんし、ぼけてしまいましたが、なんとなく残そうと思って―。






3月13日、旧暦2月17日です。月の出 20:14 月の入り 6:35 月齢16,1

陰暦17日の月は「立待月」というそうですが、今夜の感じとしては十六夜と呼びたいくらいです。
月が風に飛ばされるような錯覚をおこし、寒さも忘れしばらく眺めていました。
ひどい風が吹き荒れ、朝は横浜線も止まったというニュースが流れていました。


前後してしまいましたが、出光美術館の「小杉放菴と大観」は、入った途端にあれ五百城文哉
の日光東照宮?何故と思ったら放菴の日光東照宮もあり、びっくりしました。

五百城文哉は2005年東京ステーションギャラリーで、はじめてみて強烈な印象を受けました。

放菴がその弟子だったとは、放菴については、《天のうづめの命》ぐらいしか知らなくて、大観
とのことも気づいてなくて、たくさんの放菴のなかに大観があり、並べられるとそこに不思議な
雰囲気が、大観の勢いに対し、放菴がやわらかく受け止めているような、感じでした。

大観の《月下逍遥》に放菴の《帰院》 放菴の三人の帰ってくる姿は並んでそして頭もそろって
まるで西洋画を見るような、大観の三人はそれぞれ歩き朦朧とした山へ登っていきます。何か
補完しあうような、いい絵だなあと思いました。


この展覧会については、放菴については、よくわからないこと多く、あと書いてみたい気も
しますが、とても手に負えないような感じです。たまたま券を頂き友人たちと出かけたので
チラシもありませんでした。


府中市美術館のページを追加します。府中市美術館 山水に遊ぶ
さて来週は府中市美術館へ行こうと思っています。図書館に置いてあったチラシです。

展示替表


もうわくわくするような内容です。    この絵は伊藤若冲の《雪峯寺図》京都国立博物館

HP
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清川 妙 いきいき 2009年4月号

2009-03-12 22:35:22 | 読書(清川 妙)
清川 妙 いきいき2009年4月号

  

 枕草子 連載―最終回 「われをば、いかが見る」

   いよいよ清川妙さんの枕草子も最終回となりました。
   一年半18回におよび連載され、息をのむような場面、
   嬉しくなる場面、うつくしい音に耳を傾け、また華やかな
   場面にうっとりと、中宮定子と清少納言の麗しい関係。

   222段から224段皇后定子最後の場面はうつくしくも、
   かなしい、「われをば、いかが見る」 清少納言は
   積善寺供養の日の、中宮様のこの世の人とも思えぬ美しさ
   にひたっていただろうと、ほんわかと結ばれる、私も
   ほっとして読み終わりました。
 
   すばらしい一年半をありがとうございました。


      皇后定子は泉涌寺のそばの
     鳥辺野陵に埋葬されています。
     泉涌寺境内には清少納言の歌碑があるそうです。

月の船、星の林に
  
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ルーヴル美術館展 国立西洋美術館 (その2)

2009-03-07 22:10:10 | 美術
ルーヴル美術館展 国立西洋美術館(その2)

すばらしい絵の数々、数え上げたたら大変といった感じなので、あと少し記録しておきます。


クロード・ロラン《クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス》1644年頃

この絵も大好きなもの。水の色、日没の太陽のひかり、建物があり、人がいて物語があって、
真中の船に中心点があり、とても落ちつき、心安らぎ、いつまでも見ていたい思いです。



ドメニコ・フェッティ 《メランコリー》1620年頃

なんだか謎が謎を呼ぶような絵です。見ていて飽きない、想像をめぐらしてしまいます。
対角線上の配置と、白と黒、茶色と空の青、でも一番の謎、髑髏を持ってなに思う?


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 《大工ヨセフ》

おう、この絵をじっと見ていると、胸騒ぎがしてくるようです。ローソクの灯に照らされた
キリストの横顔、何か聞きたげにちょっとひらきかけた口許、目はヨセフと見つめ合って
真剣そのもの、太陽にかざした時のような赤い指、ローソク一本の光の届き方、赤い
色が際立ちます。



ウィレム・ドロスト 《パテシバ》 1654年

うつくしい、実に美しい裸婦像です。右手に手紙を持っているパテシバといいますが、憂い
を持った顔が肉体が闇の中から、浮き上がって、真珠も揺れそうです。

HP
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